こんにちは、アーチビブログです。
歳を取ると身長が縮むと言いますが、私の母も5cmくらいは縮み、現在は145cm少々になってしまいました。
そんな母と車で出掛ける時は、オートスライドドアで乗り降りが容易な「HONDA N-BOX」を使用するのですが、稀にBMWで出掛けることもあります。
今回は、そんな母とBMWの相性の悪さについてのブログになりますが、BMWだからというわけではなく、高齢者と乗用車の相性のお話ですので、決してBMWをディスっているわけではありませんからね!
オーナーの方々、ごめんなさい!
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1、周囲の車への気遣いが必要な高齢者との行動
高齢者はどうしても判断力が低下しているので、室内からドアを開ける時など、隣の駐車車両のことを気にせずに開けてゴツンッ!なんてことがあります。
また、クルマに乗り込む際に杖を持っているケースでも、杖をガツンッ!とボディに当てたりするわけで、わが家の場合は、運転手の私が降車して杖を預かり、ドアを開けて差し上げて、乗り降りを確認後にドアを閉めるという「VIP待遇婆ちゃん」でございます。
「鉄で出来てるから凹まないし傷つかない!」なんて思ってるのかもしれませんね!?
(苦笑)
私も過去に数度「トナラー被害」に遭って落胆と共に自費修理をしているので、他人様に同じ思いはさせたくないから、周囲の車への配慮は欠かさずにやっているつもりです。
2、車のタイプによって相性が変わる高齢者
私の母の場合、流行のSUV系では、車高が高すぎて乗り込みが難しいと思います。
そういう意味で、スライドドア方式のミニバン系は高齢者にも優しいのですが、わが家にある2台のスライドドア式軽自動車(タント&N-BOX)の場合、少しだけタントの方が床が低くて、ほんの数センチの違いでもタントの方が遥かに乗りやすそうなんですよね。
だからと言って、オートサイドステップなどの過剰装備は装着しませんけどね。
New N-BOXのオプションは113,300円でございます。高額ぅ~!
で、BMW(わが家の3シリーズセダン)に話は戻りますが、後席の座席はお尻が収まるように窪んでいて、母の場合はそこにスッポリと収まっているから、いざ出ようとしても抜け出せないでジタバタするんです!
で、そこから抜け出したとしても、足が地面に届かないんですっ!(笑)
しかも、ドア内側の取っ手に目一杯の体重を掛けて降りようとするから、私の心中はハラハラドキドキなんです!(苦笑)
その程度で壊れるとは思いませんが、クルマのドアや取っ手って、人がぶら下がるようには設計されていないわけで、それをやられるくらいならば、私が手を取って支えになってあげる方が、母にもBMWにも私の心にも良いのでございます。(笑)
3、まとめ
母は、昨年末に転んで腰を強打し、股関節を軽く骨折(ヒビ程度)し、当初は歩けなくて車椅子が必要でしたが、現在はほぼ完治し、やがて杖も要らなくなると思います。
回復したことは非常に嬉しいことでありますが、「もしかしたら、福祉で見かける車椅子仕様車の購入を考えないといけないのかな?」なんて考えたこともありました。
家族の介護をしておられる方々の苦労は計り知れないわけで、ほんの少しだけですが、勉強をさせていただいた数ヶ月でありました。
高齢ドライバーの事故ニュースが多い昨今でありますが、ドライバーでなくても車を傷つける場合がある高齢者のお話でした。
それではまたっ♪
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