古いエンブレムの固着剥がし作業で重宝するケミカルの紹介

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

BMWの左フロントフェンダーに貼られたエンブレム上のシールが折れ曲がって剥がれそうになっていました。

折れ曲がったのはエンブレムに貼られたMカラー部分です。

BMWの「M」については、下の画像をクリックしたページで解説しておりますので、興味がありましたら覗いてみてくださいませ。

ちなみに私の車両は「M」の中で一番ライトな「Mスポーツ」の小さめエンブレムです。

<Mカラーとは>
BMWにとっての「M」とは「モータースポーツ」を表し、M文字の横に並んだ青/紫/赤の3色ストライプが「Mカラー」と呼ばれています。

BMWの象徴であるブルー、モータースポーツを意味するレッド、その両者を融合したパープルという配色です。

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1.固着したエンブレムを剥がす方法

年数が経過した純正エンブレムは完全固着しているので簡単には剥がれません。
無理に剥がそうとすると塗装を痛める可能性もあるので丁寧な作業が必要です。

エンブレムが届いたので早速取り換えましょう。

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(1)温めて固着を緩める

まずはドライヤーで温めます。

5分程度温めると固着が緩んできます。

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(2)剥がしに便利なPP紐

少し動く感じになっても簡単には剥がれないので、こういう場合、ヘラを使う方法もありますが、私は荷造り用の「PP(ポリプロピレン)紐」を通してコキコキと少しずつ剥がします。

コツと言うほどではないですが、塗装を痛めないようにエンブレム側に力を加えながら紐の両端を交互に少しずつ引いて剥がして行きます。

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(3)残った糊の除去

エンブレムは剥がれましたが、紐で削ぎ取っただけなので両面テープが残ります。

 
こういう時に活躍するのが「SOFT99 シリコンオフ」です。
シール等を貼る前の脱脂作業用ケミカルですが、剥がす時にも粘着除去に使えるんです。
 
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残った糊にシリコンオフを満遍なく吹き付け数分待ち、溶剤が浸み込んだら布等で擦ると付着糊が除去できます。

 

(4)水垢系汚れの除去

下の画像は、糊が取れて周囲の水垢系の汚れが残った跡です。

 
上の様な汚れは水垢落とし等のケミカルで落ちますが、今回は「プレクサス」を使い簡単に除去できました。

 
プラスチック洗浄用のプレクサスですが、ボディに優しくて洗浄能力が高いんです。
 
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2.完成

完全に拭き取るのは簡単ですが、私は貼る位置が分かるように少しだけ(ガン見して分かる程度です。)跡を残しました。

新品エンブレムを貼って完了です。

後は、完全固着まで23日放置して、その後、シリコンオフで落としたワックスを再コーティングして終了です。

何度も紹介しておりますが「シリコンオフ」「プレクサス」があれば幅広い用途に重宝します。

3.まとめ

ボディが美しくてもエンブレムが剥がれていればみすぼらしいですよね。

9年目の車両となるとこういうところも傷んでくる訳ですが、古いから仕方ないと諦めてしまうと古さが加速すると思うんですよ。

こういう安価なパーツ交換で済むのなら交換すべきですよね。

しかし、少し前に傷ついたフロントガラスの偶発的被害からは未だ立ち直っていない あーさん でした。

使っていれば傷ついてしまうのがクルマだとは十分に理解していても、何かがあると落ち込んでしまいますよね。

 それではまたっ!

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