あの頃の原チャリ(50cc)は最高だったのに何故今は125ccなの?

こんにちは、アーチビブログです。

コロナ禍の影響で密を避ける為に通勤用の原付二種バイクが人気で、スクーターやスポーツタイプだけでなく、レジャータイプやカブなどをオシャレに乗りこなしている方を頻繁に見かけます。

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1.なぜ125ccバイクが人気なの?

私が少年の頃は、取得が容易な原付免許で乗れて、普通免許所有者も気軽に乗れた原チャリ(50ccバイク)が老若男女問わずにバカ売れしていました。

しかし、現在、原チャリは絶滅危機にあるらしく、ホンダの場合、2019年3月期に二輪車の出荷台数で125cc(原付二種)が50cc(原付一種)を初めて上回ったのだそうです。

50ccバイクは日本市場だけの専用品であり安いから売れていたというのもあるのですが、近年の排ガス規制をクリアするには大幅な価格アップが必要で、そうなると、アジアや南米などで主流の125ccクラスと大差ない価格になっちゃうんですね。

価格がほぼ同じとなると、最高速度30km/h制限とか、二段階右折などの規制に縛られないで二人乗りも可能な51cc以上の原付二種バイクを選ぶのが大多数の人の気持ちだと思います。

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2.昔はメリットがあった50ccバイク

私の初めての愛車は、50cc小型レジャー型の「 ゴリラ リミテッド」という、メッキ仕様の「HONDA GORILLA」でした。

あの頃の原チャリ(50cc)は最高だったのに何故今は125㏄なの?

あの頃(1986年7月まで)は、原チャリ(50ccバイク)にヘルメット着用義務はなく、ノーヘルで乗れたから、文字通りチャリ(自転車)と同じ感覚で乗れたんです。

近年の夏は異常に暑いから、ちょっとそこまで行くのにヘルメットを被る気になりませんが、昔は原チャリに乗ることで風を切って涼むことができたんです。

それができないなら原チャリの意味がない!と思うのは私だけではないかもしれません。


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3.それでも楽しい原チャリバイク

実用性はさておきまして、それでも原チャリは楽しいんです。

特に、私が暮らす田舎では、30km/h制限が気にならないトコトコとゆっくり走れる道も多くて、小型で振り回しやすい車両は重宝するんです。

(1)モンキー&ゴリラ

さて、ここで前回も紹介した友人(喫茶店スナックマスター)の原チャリ「ホンダ モンキーゴリラ」の登場です。

ボロボロの車両を貰い受けてレストアしているので、ジェネレーターカバー等はまだ錆びていますが、乗り回すには程よい錆び具合だと思います。

どちらの車両もマフラーやショックを交換してありますが、リアブレーキペダルが素足型ってのが笑えます。

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上記のフットペダルは市販されていますが、サイドスタンドプレートは鉄工所で作ってもらったという、こちらも素足型です。
 
 
 
モンキー特有の折り畳みハンドルのダイヤルは水道のダイヤルです。
ちゃんと「水と湯」に分けてあるから笑っちゃいました。

 
 
ゴリラのサイドスタンドプレートは完成前でマニュキアを塗られてませんが、しっかりと素足型で揃えられています。

 

(2)リトルカブ

昔は「只のおっさんバイク」だった「ホンダ スーパーカブ」が、アニメ「スーパーカブ」や「天気の子」の影響もあって大人気です。

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デザインに敏感な若者だけではなく、子供の頃からカブを見慣れている私世代にもオシャレに見えるんだから不思議なものです。
 
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先月、北海道旅行に行っていた友人が「やけにカブが多かった」と言っていましたが、ツーリング旅行などの実用性は世界生産累計台数1億台突破という記録が証明しております。
 
で、マスターの倉庫には、埃を被った「ホンダ リトルカブ」が置かれていて次なるレストアを待っています。
 
この車両は埃が多いだけでコケた形跡がない、かなりの美車でした。

 
通常17インチサイズの前後タイヤ径が14インチにダウンされた車両がリトルカブです。
タイヤサイズが小径というだけでスーパーカブとはどこか違う可愛らしさを感じます。
 
 

4.まとめ

 
リトルカブも含めて、原チャリモンキーゴリラのような小さくて扱い安くてチョイ乗りに最適な車両って、やっぱ1台は欲しいと思ってしまいます。
 
上記の車両を借りることはできますが、常に自宅玄関先にあってこその「チョイ乗りバイク」だから所有していないと意味がないですもんね。
 
でも、少年の頃のように毎日毎日乗りまくるってことがないのは100%予想できるわけで、やはり、ヘルメット着用義務がない時代の原チャリ生活には勝てないという結論になりますね。
 
それではまたっ

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