こんにちは、アーチビブログです。
ひき逃げ事故のニュースが後を絶ちませんが、今回は、妻の友人(仮にC子さんとします)が、事故に遭い勇敢に立ち向かった時のお話をさせて頂きます。
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1、事故に遭ったC子さん
C子さんがダイハツムーブの新車を購入して数カ月目の事、片側一車線の直線道路を走行していたら、前方から向かってくる対向車がセンターラインを逸脱して少しずつ反対車線にはみ出して来たそうです。
高齢ドライバーの運転特性にもあるのですが、センターラインを越えてしまうクルマは稀に見かけます。そういうドライバーは、対向車が来ると元の車線に戻るので、こちらは警戒しながら走行しますよね。
その時は違いました。
すれ違う瞬間、更にこちら側に近づいて来たので左にハンドルを切って回避しようとした時!
バキッ!
っという音とともに、その車は止まるそぶりも見せず、走り去って行ったそうです。
慌てて急停車し、クルマを確認すると、サイドミラーが折れて垂れ下がっていたそうです。
2、勇敢なC子さん
C子さんが勇敢なのはここからです。
すぐさまUターンをして、追い掛けること数キロ・・・。
加害車両が信号で止まったところに駆けつけて窓を叩き!
「すみませぇ~ん!さっき私のクルマに当たりましたよね!」
と、呼び止めたそうです。
相手は大柄な男性で、接触については認めもせず否定もせずだったので、「とにかく、クルマから降りて話をしましょう。」と降車を促し、交通の妨げにならない所へ移動し話し合ったところ、当てた事を認めたので警察を呼んだそうです。
で、お巡りさんは到着して直ぐに「あんた!酒臭いな!」と、男性のアルコール臭に気付いたそうです。
C子さんはアルコールの匂いには全く気付かなかったそうですが、そりゃそうですよね!
センターラインを逸脱し、バキッ!っと音がする接触をしてもそのまま走り去るような見知らぬ男と話し合うのに、息が掛かるほどの近距離では話しませんよね!
3、加害者はいわく付き?
軽い接触事故ですが、飲酒検挙ということで翌日の新聞の地域欄に実名が載りました。
田舎だから直ぐに情報が入るのですが、この加害者はアルコール依存症かもしれない男性で「いつかは大きな事故を起こすのではないか?」と噂されていた人物だそうです。
お酒に限らず、何かをを買う為にはクルマを利用して買い出しに行かねば近くに店舗が無いというのは田舎のデメリットとはいえ、「購入後に家に帰るまで我慢できないのか?」と思いますよね。
危険を指摘してくれる人もあったらしいですが、アルコール依存症の人は理性より本能が勝ってしまい、お酒を手にしたら直ぐにでも飲まずにはいられないということですよね。
事故を起こした時や検問で発覚することはありますが、そうなる前に平気で運転している依存症ドライバーが世の中には潜在している訳で、恐ろしさを感じた事件でした。
恐ろしやっ!
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4、C子さんの性格
それにしてもC子さん!よく追いかけました。
うちの奥様なら無理ですし、私も追いかけさせません。
二次被害のようなことが無いとも限らないですからね。
ちなみに、修理代は相手持ちで修理できたそうで何よりでした。
わが家も、新車時に当てられた経験があるので、さぞ落ち込んでおられるかと思ったら、「直ったからいいや!」と、何とも思っておられませんでした。(笑)
そうでした!
何も考えず追いかけるのも、すぐに忘れるのも、それがC子さんでした!(笑)
わが家の新車時の事故については、下の画像をクリックしたページに書いております。
よろしければ覗いてみてくださいませ。
5、飲酒運転の根絶を願って
飲酒運転の根絶を願って、道路交通法が変更になった程の事故事例を挙げておきます。
事故事例①
平成11年11月、東名高速東京IC付近で飲酒運転のトラックが会社員のクルマに衝突、同乗の2名の姉妹が焼死、会社員も重症を負いました。
<罰 則> 業務上過失致死傷 懲役4年
<損害賠償> 2億5,000万円
事故事例②
平成18年8月、福岡市で同市職員が引き起こした飲酒運転事故は、市内在住の会社員のクルマに衝突し、博多湾に転落させ、同乗していた幼い兄弟3名を死亡させ、大きな社会問題となりました。
<罰 則> 危険運転致死傷・道路交通法違反 懲役20年
<損害賠償> 和解成立(金額は明らかにされておりません)
飲酒運転事故で失うものは、被害者の命だけではなく加害者の人生も大きく変えてしまいます。莫大な補償金、家族への大きな負担、社会的地位の損失など一生の負担を背負う事になると思います。
誰もが知っている言葉ですが、今一度噛みしめて。
「飲んだら乗るな!」を、自分にも周囲にも徹底しましょうね!
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