こんにちは、アーチビブログです。
突然ですが!
あなたは、愛車のアイドリングストップを気にかけていますか?
あなたの愛車のアイドリングストップ機能は作動していますか?
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1.アイドリングストップ機能について
アイドリングストップ車は、エンジンのオンとオフを頻繁に繰り返すためバッテリー電圧はコンピューターで細かく管理されていて、バッテリーが劣化してきたと判断すると、エンジンの始動失敗を避けるためにアイドリングストップ機能を停止させます。
私がそれを知ったのは、BMWを購入して4年目の春の頃、「あれ?アイドリングストップをしないぞ?」と気づき、ディーラーに聞いてみたところ、「バッテリーの比重が80%前後に落ちるとアイドリングストップ機能は停止するんです。」と、教わった時でした。
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冬季はほとんど乗らないクルマなので、バッテリーの劣化というよりはチャージ不足(長い間走らないから放電のみになる)だろうとの事で薦められたのが「CTEK(シーテック)」というバッテリーチャージャーで、それを購入後は定期的にチャージしておりますので7年目を迎えた今でも元気にアイドリングストップをしております。
2.メーカーや車種により違いがある
8年目を迎えたタントの場合は、一度バッテリー交換を済ませているので、超頻繁(私が感じる必要以上の頻度です)にアイドリングストップが作動します。(笑)
ちなみに、BMWの場合はディーゼルエンジンなので、アイドリングストップとエンジン再始動が音と揺れで分かり易く、タントの場合も初期のアイドリングストップ機構なので、エンジンストップと再始動が体感で伝わるのですが、N-BOXの場合、ストップも再始動もスムーズなので気にならないんです。
で、ある日のこと、「ん?そういえば、N-BOXも数カ月アイドリングストップをしていないんじゃないか?」と、気づいたんですよ。
鈍感ですねぇ~!
3.ホンダ車の電圧管理はシビア
わが家のN-BOXは2015年式(JF1型)で5年目を迎えており、バッテリー交換時期を過ぎております。
ただ、アイドリングストップ以外は全く支障がないので、とりあえず「CTEK バッテリーチャージャー」で充電すると、インジケーターが満充電まで点灯します。
※ 本当に劣化したバッテリーの場合、満充電になりません。
BMWの場合は、この作業でアイドリングストップ復活!となるのですが、N-BOXは復活しませんでした。
何故でしょう?
アイドリングストップ機能を止めるコンピューター側の制御項目はかなり沢山あるのですが、メーター内に緑の葉っぱが出る「ECON」ボタンを押していない等のミスは置いておいて、今回はバッテリーの劣化によるアイドリングストップ機能停止に的を絞りたいと思います。
4.バッテリーデーターリセット
調べてみると、ホンダ車は、かなりの安全マージンを取っていて、まだ使えそうなバッテリーでもアイドリングストップ機能を停止する場合が多いそうです。
また、車両によって、バッテリーデーターは新品バッテリー交換後も保持されていて、新品に交換したあとも古いデーターに従ってアイドリングストップ機能を停止したままにしている場合もあるそうです。
その場合は、バッテリーデーターの学習状況のリセットが必要です。
① ライトやエアコンなどのスイッチをオフにし電圧負荷を軽減した状態で
② エンジンスターターボタンを押しACC ⇨ ON ⇨ エンジン始動と進めます
③ アイドリングを1分程度行います
④ エンジンをオフにします
⑤ ②から④を4回繰り返すと完了です。
キーを回すタイプではないプッシュスタートなので、ACCが分かりにくいかもしれません。
ブレーキを踏まない状態でスターターボタンを1度押すとACC。
まだブレーキを踏まない状態で、もう一度押すとON。
最後にブレーキを踏んで、もう一度押すとエンジン始動です。
もうひとつ見落としそうなのが、繰り返す行程の4回目です。
「最後にエンジンをオフにする」という作業で4回の行程が終了するのですが、4回目って、早く試したくて1分待ったら走り出してしまいそうですよね。(笑)
4行程をしっかりと終えてからエンジンを再始動して試し走行を行いましょう。
この作業を終えてから、早速試してみると、またまたアイドリングストップしません。
『ホンダの「N」を名乗るクルマは、バッテリーの寿命を記録している。』というのは本当なんだと分かりました。
5.バッテリーセンサーリセット
まあね、一般的に、バッテリーの交換は2~3年を目処にと言われていても、セルの回りが悪くなるまで使う人が結構いるわけで、アイドリングストップが嫌いな人には丁度良いヘタリ具合なんだからこれで良しとしますか。
って!ォィォィ!
私は、アイドリングストップを嫌いじゃないので、ならばバッテリーを新しくしますかね。
でも、環境保護に貢献すると言われているアイドリングストップ機能維持のために、まだ使えるバッテリーを交換して、まだ使えるのに「廃棄物扱い」にするのは、環境保護になっていないと思いませんか?
こうなったら、まだ使えるバッテリーでアイドリングストップを復活させてやる!
デジタル的な処置がダメなら、アナログ的処置でコンピューターをダマしてやる!
というわけで、あがいてみました。
汚いエンジンルームで見栄えが悪いですが、バッテリーのマイナス端子に付いている赤丸で囲った黒い長方体の箱がバッテリーセンサーです。
このセンサーをダマすため、カプラーを抜きます。カプラーの爪は上側なので、右端上部を押さえて引けば簡単に外れます。
バッテリーセンサーのカプラーを外して、数分待ってから接続して再度挑戦しました。
でも、アイドリングストップは復活しませんでした。
むむむぅ!
カプラーを外しただけでは電気はまだ通電している訳で、ならば、マイナス端子もプラス端子も一度外して数分間待ち、「新しいバッテリーを付けてあげたよ」という体(てい)を装ってコンピューターをダマす方法はどうだ?と試みました。
するとっ!なんとっ!
復活です!
アナログ的にダマす方法、大成功です!
6.まとめ
いやぁ~!タコメーターの針が「0の位置」で、アイドリングストップを示すAを囲うマークを久々に見ました。(笑)
ですが、しょせん、その場しのぎですので、こういう解除方法もあったよ!という参考としてみて頂けたら幸いでございます。(笑)
ただし!
ナビゲーションの暗証番号設定をされている方は、バッテリー端子を外す前に必ず暗証番号の確認をしてから行ってください。
暗証番号が分からないと、ナビが起動しなくなります。
私はそれを知らないで外してしまいましたが、暗証番号設定をしていなかったのでセーフでした。(苦笑)
ちなみに、バッテリー交換時にメモリーをバックアップする器具についてのページも作成しました。興味がありましたら覗いてみてくださいませ。
もうひとつちなみに、4ヵ月後にバッテリーを新品に交換したのですが、新品の場合はリセット作業後にアイドリングストップが復活しました。
<バッテリー交換を検討中の方へ>
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現代のクルマはカーナビやイモビライザーなど、エンジンを切った後も電力が必要な装備が多いのでバッテリー管理は重要なんですね。
それではまたっ♪
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