自動車バッテリー交換時の必需品 メモリーバックアップ

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

最近の車のバッテリー交換はカーナビ等の搭載機器に不具合が生じる場合があります。

コンピューター制御のエンジン設定を自分好みにセッティングしていたり、オーディオ関係の細かいセッティングをしていたり、ナビゲーションは盗難に備えて暗証番号を設定していたりするので、その対策をせずにバッテリー交換をすると、設定が消えたり、ナビの暗証番号を忘れていた場合は再作動させるのにナビ製造メーカー(純正ナビの場合はディーラー)へ照会申請せねばならないなどの問題が発生する事があります。

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例えば、ナビ付の中古車を購入していてバッテリー交換をしたら暗証番号を求める画面になり、前オーナーが設定していたであろう番号だった場合、「そんな番号知らないよぉ~!」と焦りますよね。

そういう状況を回避するのが、車両のメモリー情報を飛ばさないメモリーバックアップというアイテムです。

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1、メモリーバックアップ

わが家の車は暗証番号設定をしていないのですが、他の機器に予想外の不具合が起こるかもしれないので「EV車・HV車・アイドリングストップ車対応」の「メモリーバックアップ」の12ボルト仕様を購入してみました。

Amazonでベストセラーとなっている「エーモン メモリーバックアップ 1686」という商品は794円と安価なのですが、単三乾電池を6本使用する9ボルト電源仕様です。

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同じ買うなら、単三電池を8本使用する12ボルト電源仕様(電池1.5V ×8=12V)の方が、自動車用バッテリーと同じ出力で幅広い車種に使えますので「エーモン メモリバックアップ 8864」という商品がおすすめです。送料も含めて1,600円前後で購入できます。

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2、取り扱い説明

単三乾電池は別売りです。

(1)ふたの開け方

矢印方向に押してスライドさせます。

 
ふたを外すと、こんな感じです。
 
 

(2)電池

電池を8本、直列に入れることで、1.5V×8本で12ボルトになります。
約75時間はメモリー保護ができるらしいですが、作業を始めたら早めに終了させたいですよね(笑)
 

(3)ヒューズ

プラスクリップとマイナスクリップをうっかり接触させてしまうとショートして危険です。
作業が終わったら電池は外しておくべきですね。
保管中に触れてしまうと怖いです

 
で、うっかりショートさせてしまった場合はヒューズ交換で直ります。
ヒューズは、上側のふたの隙間にマイナスドライバーなどを突っ込むと外れます。
 
 
筒型のガラス管ヒューズが入っております。
 
 

(4)作業のジャマになりません

本体裏側にフックが収納されているので、それを起こして、ボンネット等に吊り下げて使用できます。
 
 
バッテリーターミナルから外れてしまうと元も子もないので、クリップにはガッチリと噛みつく歯が付いておりますし、ロックプレートをスライドさせれば、噛みついた位置でロックできます。
 
 
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2、作業手順

(1)エンジンを切り、キー付き車の場合はキーを抜きます。
(2)ルームランプなどの、キーを抜いた状態で電源が流れる箇所はOFFにします。
(3)本体のフックを起こして、ボンネット等に吊り下げます。
(4)バッテリーターミナルのプラス側へ赤、マイナス側へ黒のクリップを挟みます。
(5)クリップを挟んだ状態でバッテリーターミナルを、マイナス、プラスの順に外します。その際、プラス側ターミナルがボディの金属部分に触れないように注意します。
(6)新しいバッテリーと交換します。
(7)バッテリーターミナルを、プラス、マイナスの順に取り付けます。
(8)クリップを、マイナス、プラスの順に外して終了です。
 
 
実際に、HONDA N-BOX のバッテリー交換を行った画像説明入り詳細ページへは、下の画像をクリックすると移動します。
よろしければ覗いてみてくださいね。
 
 
何も考えないでバッテリー端子を外すと予期せぬトラブルを生むわけで、転ばぬ先の杖として必要な商品ですね。
 
 それではまたっ♪
 

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