こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
2回目の車検を終えた我が家の「HONDA N-BOX Custom(JF1型)」のお話です。
ホンダディーラーから、バッテリー充電は80%まで回復するが健全性が35%まで落ちていて診断結果は「弱」という指摘を受けました。
Sponsored Link
目次
1.バッテリーの健全性
健全性とは、英語では SOH(State Of Health)と表記され「健康状態」という意味です。
バッテリーに当てはめると「劣化状態」ということですね。
バッテリーチェッカーの基準では31%以上が良好とされるようなので確かに交換時期です。
2.純正以外のバッテリーで不具合が出る可能性
ディーラにて、バッテリーは純正品を使用するべきという指摘を受けました。
以下、青文字が私、赤文字がホンダディーラーの若い整備士さんとの会話です。
「バッテリーはネットの方が安いからネットで購入しようと思っています。」
「待ってください。バッテリーには相性がありまして、純正バッテリーでなければアイドリングストップが作動しない事があります。なので純正バッテリーを購入してください。」
「なにも品質が悪い〇国製の商品を買うわけじゃなくて、元々うちのN-BOXはアイドリングストップ回数が少ないから、純正バッテリーより性能が良いヤツを買ってみようと思ってるんですよ。」
「アイドリングストップが少ない原因はですね、エンジンが温まっていないとか、外気と室内温の差があるとか、原因があるんですよ。」
「それは知っています。そうじゃなくて、わが家の車3台の中で、同じシチュエーションで使用していても N-BOX のアイドリングストップ回数だけが新車時から少ないから、試しに性能の良いバッテリーにしてみようと思ってるんです。」
「あっ!そうかっ!」
「ってことは、今までの純正バッテリーがたまたま相性が悪かったってことかな?純正バッテリーにも相性があるんですかね?」
「いえいえ!純正バッテリーに相性の問題はありません。ですが、社外品の場合、いくら性能が良くても作動しない場合があります。」
「品質保証されているバッテリーの基準値はどのメーカーも同じだと思うんだけど、ホンダの車は神経質なので純正以外はダメってことかな?」
「いえいえ、神経質ではありません。」
「じゃあ、問題ないんじゃないかな?」
「バッテリー交換は今までたくさんしてきたけど、純正以外はダメって言われたのはホンダが初めてですよ。」
「お客様がアイドリングストップをしなくてもいいと納得して購入されるのなら社外品の購入も問題ありません。」
「はい、全く問題なしです。」
「バッテリーの細かいことを分かって頂く説明って難しいんですよね。」
というような会話から、自己責任でネット購入する事に致しました。
なんだか私が駄々っ子のようですが、ホンダ純正と言っても「GS YUASA(ユアサ)」の製品なのでホンダ純正とは言えないですし、純正以外はダメと言い切る独占禁止法に抵触するような言い方に少々カチンときた感はありました。
整備士さんが悪い性格というわけではなくて、社内パーツを売るように上からのお達しが出ているのは理解できます。
でもね、例えば同じ銘柄でも確実にネットの方が安いからね。
若い整備士さんだったのでまだ融通が利かないということですね。
ちなみに、ワイパーゴムや各種フィルターも週によって割引しているとの事でしたが、その都度ディーラーへ出向けば安く買えるのは分かるのですが、そんなの、まとめて整備する車検時には割引価格で計算してくれよ!って話だと思いませんか?(笑)
それでは、ようやくバッテリーのお話です。
3.バッテリー形式の見方
一口にバッテリーと言っても、標準型、アイドリングストップ車用、ハイブリッド車用、欧州車用 など、それぞれ表記の形式が違うので自分の車に合った形式を選び、品質が疑わしい超低価格商品を選ばなければ問題はないと思います。
(1)アイドリングストップ車用
「M-42R」というような形式がアイドリングストップ車用です。
N-BOXアイドリングストップ車の純正バッテリーは「M-42R」です。
<記号の見方>
「M」は、外形寸法です。
K・M・N・Q・S・T などがあります。
「42」は、性能ランクです。
数字が高くなるほど始動性能や容量が高性能になります。
(50未満2刻み、50以上5刻み)
(⇧ Panasonic HPより)
「R」は、端子の位置です。
バッテリーのプラス側の短側面から見て+端子が左側にあるのが「Lタイプ」。
右側にあるのが「Rタイプ」です。
Lタイプの場合は、形式に「L」は表示されず、Rタイプのみ「R」が表示されます。
(2)標準車用
「60B19L」というような形式は一般的な標準車用です。
<記号の見方>
「60」は、性能ランクです。
「B」は、短側面のサイズでA・B・C・D・E・F・G・Hなどがあります。
「19」は、長側面の横向きの長さの実寸で、19ならば19cmということになります。
「L」は、端子の位置で、他のバッテリーの見方と同じです。
(3)ハイブリッド車用
「S42B20R」というような形式がハイブリッド車(補機)用です。
<記号の見方>
「S」は、制御弁式バッテリー(補水メンテナンス不要の密閉型)を表しています。
「42」は、性能ランクです。
「B」は、短側面のサイズでB・Dなどがあります。
「20」は、長側面の横向きの長さの実寸で、20ならば20cmということになります。
「R」は、端子の位置です。
ハイブリッド車は駆動用のメインバッテリーがあるので普通のバッテリー(補機バッテリーと呼ばれています)は搭載されていないと思っている方もあるかもしれませんが、このバッテリーが上がるとエンジンが始動しなくなり車が動きません。
メインバッテリーから電気を供給すればいいのにね!
と思っちゃうのは私だけでしょうか?
ハイブリッド車は複雑ですね。
4.N-BOX用バッテリーのディーラー価格
アイドリングストップ車は専用のバッテリーが必要なので標準型よりも割高です。
アイドリングストップ車用「M-42R」のディーラー提示価格は18,000円(税抜)でした。
でも、毎月第三週に値引き販売をしているので、その時に来店していただけば35%を値引きして、11,700円(税込12,870円)にするとの事でした。
ちなみに、ホンダに純正採用されているユアサバッテリーの「M-42R」の価格を調べてみると、Amazon(8,800円)、楽天(7,480円)でした。
<広告>
5.社外品価格
私が過去に購入して満足だったメーカーは、BOSCH(ボッシュ)、AC Delco(ACデルコ)、Panasonic(パナソニック)なので、その3社に絞ってみました。
(1)BOSCH(ボッシュ)
ドイツを代表するメーカーで品質は間違いなしです。
「M-42R」の価格が、Amazon(7,795円)。
Yahooショッピング(12,462円)でした。
AmazonとYahooで価格差がありますが、Amazonで購入すればディーラーより5,075円お得です。
<広告>
(2)AC Delco(ACデルコ)
トヨタ車に純正採用されているアメリカのメーカーで、こちらも品質は問題なしです。
(3)Panasonic(パナソニック)
言わずと知れた日本のメーカーでこちらも品質に問題はありません。
6.まとめ
我が家のN-BOXは多くの電装品を搭載しているわけではないですが、アイドリングストップや電動スライドドアを考えると、高性能なバッテリーを選んだ方が得策だと思います。
興味がありましたら⇧のページも覗いてみてくださいね。
Sponsored Link