軽自動車スーパーハイトワゴンのNAモデルで「N-BOX」がお勧めの理由

こんにちは、新旧N-BOXを所有しているアーチビブログの あーさん です。

先日、JF3型N-BOXターボの初回6ヵ月点検のためディーラーへ入庫し、代車に同型のNAモデル(ノンターボモデル)をお借りしました。

軽自動車最重量のスーパーハイトワゴンのNAモデルで、ホンダの伝家の宝刀「VTECエンジン」が「急な上り坂でどの程度走るのか」を検証したかったんですよねぇ~♪

というわけで今回は、スーパーハイトワゴンの購入を考えているけどターボまでは要らないという人のために、NAモデルについて考えてみたいと思います。

軽自動車スーパーハイトワゴンのNAモデルで「N-BOX」がお勧めの理由

Sponsored Link

1.急な上り坂でもパワフルなNAエンジン

私が暮らす田舎は山間部なので峠などの登坂車線がが多いこともあり、当ブログでは、「車両重量が重い軽自動車のスーパーハイトワゴンクラスを選ぶ際はパワーのあるターボモデルを選ぶべし!」と主張しておりますが、では、NA(ノンターボ自然吸気エンジン)モデルは、上り坂で嫌になるほど走らないのでしょうか

確かに、一昔前のNAでは峠道の登りは厳しかったのですが、2代目N-BOX(JH3・JF4)には、ホンダの伝家の宝刀である「VTECエンジン」が搭載されたこともあり、急な上り坂でVTECエンジンをぶん回して走行してみました。

結果は

高回転を多用する必要はありますが、かなりパワフルで交通の流れをリードする走りが可能でした。

エンジン回転数7000回転強までシッカリと回り、CVTの制御も秀逸なこともあり、不満を感じることのない走行が可能だと思います。

ただし、登坂路追い越し車線での追い抜きはターボモデルのように瞬時に追い抜くことが出来ないので、自分は追い抜き派か譲り派かで、購入検討中の方の参考になればと思います。

PVアクセスランキング にほんブログ村

2.各社スーパーハイトワゴンのパワー比較

各車のパワー比較を表にしてみました。
※ 燃費はFF(2輪駆動)の燃費です。

  最高出力 最大トルク JC08燃費
ホンダ N-BOX  58ps/7300rpm 6.6kgm/4800rpm 27.0km/L
ダイハツ タント 52ps/6900rpm 6.1kgm/3600rpm 27.2km/L
スズキ スペーシア 52ps/6500rpm 6.1kgm/4000rpm 30.0km/L
日産 デイズルークス 52ps/6400rpm 6.1kgm/3600rpm 27.2km/L
三菱 EKスペース 52ps/6400rpm 6.1kgm/3600rpm 27.2km/L

燃費については、燃費走行を心がければ各車実測でリッターあたり20kmの走行が可能だと思いますが、発進時にモーターアシストがあるスズキ車のハイブリッド車が確実に一歩リードしております。

(1)NAエンジンの特性

他車と比較し、N-BOXは馬力で6馬力、トルクで0.5kg-m 勝っております。

NAの同排気量でパワーを上げるのなら、より高回転エンジンにすればいいのですが、通常走行で一番使うであろう低回転域~中回転域を犠牲にして高回転域のパワーを上げるようでは、ファミリーカーとしての意味がなくなります。

特に、660ccという限られた排気量で重いスーパーハイトワゴンを動かすのなら、低回転で最大トルクを発揮するエンジンが好ましいんです。

ということもあり、N-BOX以外の他車は、4000回転以下で最大トルクを発揮するエンジンに仕立てているんですね。

で、表題のお勧め理由は、「i-VTEC」を搭載して低回転から高回転までのパワートルクを実現したホンダN系エンジンが一歩リードしているからということになります。

(2)ターボエンジンの特性

ターボエンジンのおさらいも簡単にしておきますね。

軽自動車の馬力表示ってメーカーの自主規制があり、ターボモデルの上限は各車共通の64馬力です。

で、N-BOXの場合、NAとターボとの馬力差は6馬力、他車のNAとターボの馬力差は12馬力になります。

ただね、ターボの場合は云わばドーピングエンジンなので、2倍の排気量NA車と同等のトルクとなり、簡単に言えば重いものを動かすチカラが違うんです。

なので、NA同士の6馬力差より、NAとターボの6馬力差の方が実際に感じるパワートルク感の開きは大きい(ターボの方がよりチカラ強く感じる)と思います。

ターボについては、たぶんですが、同じ64馬力を謳っていても、実馬力は各車に違いがあるのではないかと思う あーさん でございます。

3.まとめ

今回はNAエンジンを考える回なので、ホンダの「i-VTEC」に戻りますが、7000回転を超えるまで淀みなく回りきるエンジンは、長い登り坂で他車のエンジンが悲鳴を上げるところから更に1000回転多く回せるわけで、しかも、伸びが止まらないほど良く回るので、個人的に非常に楽しめました。

ハイカムに乗った時のパワー感は「流石っ!ホンダエンジン!」と思っちゃいました

ファミリーカーには不釣り合いなエンジンの咆哮は我慢しましょう!

私、過去に書いた「N-BOXのターボモデルとNAモデル どちらがおすすめか?」という記事で、「絶対!ターボモデルがおすすめ!」と言い切っておりますが、「絶対」という文字を外したいと思います。

先日、旧型のターボに不具合が生じ、新型では改善されているのですが、そういう故障のことを考えても、NA車を選ぶ価値があるのかもしれないですね。

4.余談

今回お借りしたN-BOXカスタムはブラックボディでしたが、青天の空の色が写り込んで紺色メタリックに見えるカッコよさがありました

あと、毎度言っている個人的意見ですが、N-BOXの室内は、他車のスーパーハイトワゴンと比較して高級感が確実に上だと思います。

色々と検討されている方は、是非比較してみてくださいませ。

それではまたっ♪

Sponsored Link