2024年の全国の交通事故死者数は前年より15人減の2663人だったことが警察庁の集計で分かりました。
過去3番目の少なさ
統計がある1948年以降、過去3番目の少なさだということです。
死者が最も少なかったのは2022年の2610人で、最多は1970年の1万6765人です。
(グラフは警察庁のまとめです)
事故件数と負傷者数
全体の事故件数は前年比5.6%減の29万792件。
負傷者数は前年比6.0%減の34万5756人でした。
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都道府県別死者数
都道府県別では、東京146人(前年比10人増)が最多。
最小は、島根9人(前年比13人減)でした。
人口10万人当たりの死者数
人口10万人当たりの死者数は徳島が4.75人で最も多く次いで愛媛の4.03人です。
東京は1.04人と最も少なく次いで神奈川の1.18人です。
65歳以上の死者数
65歳以上の死者数は前年比47人増の1513人で9年ぶりの増加とのこと。
死者全体に占める割合は56.8%で過去10年で2番目の高さです。
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まとめ
私のような田舎者が車で都会に行くと交通渋滞の多さに辟易することがあり、逆に、田舎は渋滞がなく法定速度+αでの走行が普通と言えば普通です。
そう考えると、平均速度が低い都会での交通事故は死亡に繋がる確率が下がる訳で、東京や神奈川の人口10万人当たりの死者数が少ないというのが理解できる気がします。
その中で、どちらも少ない島根県は安全運転の意識が高いドライバーが多いのか、素晴らしい県民性と言えますよね。
今後は安全運転支援システムを備えた車両が増えると思うので、2025年の事故件数が大幅に減ることを願います。
それではまた
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