こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
田舎でバイクなんぞに乗っておりますと、お年寄りから「チェンソーや草刈機の修理が出来ないか?」と依頼がある「何でも屋」になっております。
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今回は、修理と言う程ではなかったのですが、ドイツを代表する2台のチェンソーの修理依頼があったので紹介したいと思います。
「スチールチェンソー」と「ドルマーチェンソー」と言えば、自動車に例えれば、ドイツチェンソー界の「ベンツ」と「BMW」と言ってもいいでしょう。
たぶんです!
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1、スチールチェンソー MS180C
スチール製は小型のチェンソーでした。
依頼内容は?
切れない!なんとかして!
とのことです。(笑)
見れば、このチェンソーは修理というよりも、木材に入っていた釘を切ったのか? はたまた地面でも切ったのか? 刃がボロボロというか、数枚千切れて飛んでいるので新品をネット注文してあげることにしました。
これでは切れるわけがない!
調べてみると、同排気量に「MS180」と「MS180 C」があるんですね。
型式 |
排気量 |
バーサイズ |
チェーン |
インチ |
cm |
スチールMS180 |
31.8 |
12インチ |
30cm |
90PX-44E |
14インチ |
35cm |
90PX-50E |
16インチ |
40cm |
90PX-55E |
スチールMS180 C |
12インチ |
30cm |
90PX-44E |
14インチ |
35cm |
90PX-50E |
バーサイズを測ると、約35cm、チェーン内側のドライブリンクの数を数えると50枚でしたので、注文するチェーンは「90PX-50E」で間違いなしという事になります。
金額は千円代の安い商品もあり、これでも充分だと思います。
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でも、持ち込んでこられたオジサン曰く「純正品がいい!」
との事なので、2,700円の純正品を注文しました。
どちらもAmazonが一番安いかな?
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その他、エンジン調整も依頼されたのですが、プラグの掃除をしてあげる程度でエンジンは絶好調でした。
歳を取るとスターターロープを引くチカラが弱くなり、エンジン始動に手間取るのが原因だと思います。
ってな訳で、調整代は要らないんですが、「農協に頼めば5,000円以上取るぞ!」と、チェーンの購入金額に色を付けて支払われました。
田舎のオジサンは律儀です!
2、ドルマーチェンソー 120i
ドルマー製は大型のチェンソーです。
依頼内容は?
使っていたらチェーンが外れて動かなくなった!
とのことです。
確かに、チェーンを装着し直してもチェーンが固着したようで動きません!
考えられるのは?
〇 エンジン焼き付きか?
〇 スプロケットが摩耗して噛み込んだか?
〇 外れたショックでチェーンが捻じれたか?
ってところですが、外れたショックでドライブリンクが2枚ほど曲がり、バーの溝に噛み込んでいただけで、ハンマーでコンコンと叩いて曲がりを修正すると問題なく動きました。
自分で掃除した時にスプロケットカバーを止めるナット2個を完璧に締めないで使ってしまったそうで、バーが暴れてチェーンが外れたようです。
と簡単に言っておりますが、これって
超危ないことなんですよ!
デカいチェンソーだから尚更です!
「使用前に点検してから使いましょうね」と優しく伝えておきました。
そして、この修理の報酬が次の内容です。
3、これぞ田舎の報酬
で、ここからが田舎らしさなのですが、「修理代はいくら?」の問いかけに対して「ハンマーでコンコンと叩いただけだから、お金は要らないよ!」と言うと、「そうか、ありがとうなぁ!」と一旦帰られて、数分後に「世話になったから、これあげる!」と持って来られたのが下の画像のお肉です。
豚(ぶた)ではありません!
猪(いのしし)です!猪っ!
猪のスライス肉を500g頂きました。
流行りのジビエですが、これじゃあ修理を無料にした意味がありません。
でも、受け取らないと田舎のオジサンは帰らないんです!(笑)
今後は簡単な修理でも500円ほど頂くべきなのかな?と感じた出来事でした。
田舎のオジサンは頑固でもあります!
猪肉は、すき焼きや焼肉が美味しいのですが、今回は奥様が味噌と醤油で炒めてくれたので酒の肴に頂きました。
臭みがなくてとても美味しかったです♪
臭みがないということは、狩りをした方の腕前が良かったってことなのかな?
それとも季節的なものかな?
何にせよ、田舎って面白いです!(笑)
近所に新たにIターンの女性が引っ越して来られます。
田舎に合う合わないはあると思いますが、最近越して来られる人達は皆さん楽しく暮らしておられて嬉しく思う あーさん でした。
それではまたっ♪
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