こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
前回のブログで、ATのMTモードについてのウンチクを語りましたが、今回は、HONDA N系のターボモデルに搭載されているCVTのパドルシフトについてです。
新型と旧型で取扱説明書の解説は変わらないけれど、「使ってみると少し変わった?」と思うところを紹介したいと思います。
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目次
1.HONDA CVT 7速マニュアルシフトモード
ホンダの軽自動車 N系のターボモデルにはCVTにマニュアルシフトモードが搭載されていて、ステアリング裏にあるパドルシフトを操作することでマニュアル走行(セミAT風のシフトチェンジ)が可能となります。
取扱説明書の内容は新旧どちらもほぼ同じ内容ですが、ATレバーの呼称を、旧型の「セレクトレバー」から、新型は「シフトレバー」と変更されました。
どうでもいい話かも?
2.パドルシフト操作
ステアリング裏の両サイドにレバーがあり、左側「-」レバーを引くとシフトダウン、右側「+」レバーを引くとシフトアップが可能です。
(1)シフトポジションが「D」のとき
Dレンジで走行中にパドルシフト操作をすると、一時的に7速マニュアルシフトモードとなり、シフトインジケーターが点灯します。
一定走行や加速状態になると、7速マニュアルシフトモードは解除されます。
カーブの手前など一時的に減速したい時に非常に便利で、私は山岳路の下りコーナーでは毎度使っております。
新型では、「+」のシフトスイッチ(右側)を数秒間引き続けることでも解除することができます。という説明が追加されておりますが、これは旧型も同じです。
(2)シフトポジションが「S」のとき
Sレンジでの走行では7速マニュアルシフトモードとなり、M表示灯とシフトインジケーターが点灯します。
基本的には変速段を任意で操作しながらの走行になりますが、シフトスイッチを操作せずに車速が下がると、順次低速段に自動的にシフトダウンし、停止すると1速にシフトダウンします。
車速が上がりエンジン回転数が限界回転数(レッドゾーン)に近づくと、自動的に1段シフトアップします。
3.HONDA N乗りの「あるある!」
旧型は、「Dレンジ」で走行中にシフトダウン操作を行うと、思っていたより減速することがあります。
7速から一気に4速に落ちるくらいの感覚です。
これ、一旦シフトアップ操作をしてからシフトダウンすると1段ずつのシフトダウンができるんですよね。
なので、シフトダウンが必要なコーナーより少し手前で一度シフトアップ操作をしてからのシフトダウンの方が、任意の段数を選べて(2段落としたければパドルシフトダウンレバーを2回チョンチョンと引くという具合)走りやすいんです。
N-ONE を所有する友人にこの症状が同じか聞いたところ、全く同じ操作をやっていたので、ホンダ N乗りの「あるある!」なのではないでしょうか?
4.新型になって変わったところ
(1)シフトインジケーター
旧型の場合、Dレンジでのシフト操作では、選ばれた変速段(ギアと呼べないところがCVTです)が「数字のみ」で、Sレンジでの操作では「M表示+数字」でした。
助手席の妻に撮影してもらったのでボケておりますが、下画像がそれです。
新型の場合は、Dレンジのシフト操作で「D表示+数字」、Sレンジのシフト操作で「S表示+数字」になりました。
(2)隠れた変更点?
変更点のアナウンスはされておりませんが。
一番変わったと感じるのは、「Dレンジ」からのシフトダウンが違和感のない変速段に落ちるところですかね?
CVTのスムーズさが明らかに増しているので、「もしかしたらシフトダウン時の変速ショックを抑え気味に作動させるようになったのかな?」とも思いましたが、同じような走り方をしてみると、旧型のシフトダウン操作1回で「4」に落ちていたコーナーが、新型では「5」に落ちているので、旧型より制御項目が増えたのかもしれませんね。
5.パドルシフトのサイズ
レバーのサイズ的には短いです。
簡単取り付けで長くできる商品もあります。
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私的には純正品が程良いサイズだと思いますが、これは好みの問題ですね。
色々とグレードアップできる良い時代になりました♪
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6.まとめ
新旧の違いを、もう一つ忘れてました!
旧型は、エンジン始動後の最初の発進時に限り、アクセルを踏んでから動き出すまでにワンテンポの遅れがあります。
これは、他社軽自動車のCVTと比較して若干劣る部分だったと思います。
ホンダは、ステップAT黎明期に独自の「ホンダマチック」を採用していたように、エンジニアとしての意地というか意固地なところがあるので、上記の様なメカ的な「癖(くせ)」って、私的には許容範囲だったのですが、新型では癖が解消され非常にスムーズになりました。
私は元々ホンダ派ではなく、旧型N-BOXが初のホンダ車です。
現在は新旧のどちらにも乗る日があるのですが、どちらも軽自動車とは思えないクオリティで作られた素晴らしい車だと思います。
新型は確かに良くなりましたが、旧型でも十分に優れた車なんですよねぇ~♪
それではまたっ♪
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