オリンピックナンバー・ご当地ナンバーの取り扱いには注意が必要!

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

オリンピックナンバーやご当地ナンバーを装着したクルマを多く見かけるようになりました。

私が暮らす田舎は公共交通機関が少ないので、クルマは一家に一台ではなく一人に一台のご家庭が多く、相対的に軽自動車の保有率が高いのですが、ラグビーワールドカップ記念で2017年に発行された軽自動車用白ナンバーの交付以後は白ナンバーの軽自動車が増えております。

かくいう私も、白ナンバーの存在を知った当時に変更したのですが、実は、オリンピックナンバーやご当地ナンバーは耐久性に問題あり!なんですよね。


このイラストは、あとで説明します。)

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【1】ラッピングシートのナンバープレートとは

通常のナンバープレートは、アルミプレートに塗料が塗られているのですが、オリンピックナンバーやご当地ナンバー(以降、デザインナンバープレートと呼称します)の絵柄は、ラッピングシートなんですね。

下のナンバーを例に挙げると、こんなイラストを塗料で描いていたら製造が追いつかないわけで、ラッピングにした意味は分からないでもないです。

もはや絵画だものね!

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【2】デザインナンバープレートの注意事項

冒頭の挿絵の説明になりますが、デザインナンバープレートには取扱い注意事項があります。

(1)取付時の取扱い

ナンバーを取り付ける際には、平ワッシャーを併用すること。
ネジを強く締め付けないこと。
ドライバー等が表面に当たらないようにすること。

平ワッシャーを併用しないとボルトを締める時に剥がれるから注意が必要ということです。

(2)取付後のメンテナンス

洗浄する際には、水や薄めた中性洗剤を使うこと。
泥・雪・氷・虫等を取り除く際、ブラシ等の使用は注意すること。
シンナー等の溶剤、ワックス等のコンパウンド剤、ガソリン等の石油製品は使用不可。
クレンザー、磨き粉、金属たわし、乾いた布などの表面を傷つける恐れのあるものは使用不可。

通常のナンバープレートでもすべきではない項目はいいとして、一番最後の「乾いた布でも傷つく恐れがある」というのは、恐ろしいと思いませんかぁ~!?

ラッピングなので強く擦ると剥がれる恐れがあるということは、洗車機のブラシなどは超NG!になるのではないでしょうか

【3】数字部分の塗料はどうなってるの?

イラスト部分がラッピングということは分かりましたが、では、数字の部分はどうなっているのでしょう

製造工程は、アルミプレートにイラスト入りのラッピングシートを貼り ⇨ ②数字部分の凸凹をプレスし ⇨ ③ラッピングシートの上から数字部分の塗料を塗る
のだそうです。

つまり、ラッピングシートが剥がれたら、上塗りされた数字の塗料部分も剥がれるということになります。

 超ナイーブですね!

【4】4年程度経過しても問題なしの我が家の車

下の画像は、我が家の旧型N-BOXを白ナンバーに変更した時に白ナンバーが入っていたクリアファイルで、確かにイラストで分かりやすく注意事項が記載されていますが、当時の私は気にも留めずに4年ほど経過しています。

でも、いまのところ問題は発生しておりません。

その理由は、私が「手洗い洗車派だから!」というのが一番の理由だと思います。

ちなみに、石油製品もNG!になっておりますが、ワックス系は「シュアラスター ゼロウォーター」を長年使用し、ナンバーにも塗っておりますが全く問題なしです。

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最近、滑水系のワックスにハマって、「ナノピカピカレイン」という液体ワックスを使用してみても全く問題ありません。

 このワックスおすすめです♪
 
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撥水性、親水性、滑水性など色々あるワックスの成分について説明している記事もあります。
お勧めワックスも掲載していますので、気が向いたら覗いてみてくださいませ。

こちらです

 
 

【5】ちょっぴりラッピングが剥がれた事例

先日、新型N-BOXのホーン交換でナンバーを外す必要がありました。

わけあって新旧2台のN-BOXを所有しているアーチビ家です。

 
 
でね、ナンバーを装着する時ですが、ボルトを締める際にチカラを入れすぎると、ワッシャーが動いてラッピングが剥がれてしまうんです。
 
ってかね、ナンバーに付属されたボルトワッシャーは安物で少しバリ(ザラつき)があるので、ラッピングのような柔らかい皮膜は簡単に千切れてしまうと思います。

 
ネジの回転に合わせて、ラッピングがスクリュー状になっているのが分かりますか

こういう状態を見てしまうと、確かに耐久性に不安を感じてしまいますよね。
 

【6】ボルト&ワッシャーを変更してみました

上の画像の状態だと、ラッピングの剥がれが大きくなったり錆が発生する可能性があるので、ワッシャー部分に精度が高い材質の物を使うことにしました。
 
 
ワッシャーがアルミ、ボルトはステンレスなのでサビに強く、星形のトルクスレンチ仕様なので盗難防止にも役立つ商品です。
ワッシャーのカラーは、赤・青・緑・金・銀の5色から選べます。
 
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標準のボルトと比較したのが下画像ですが、クオリティが全く違います。

 
見栄えも良いですっ

 
ちなみに、この製品のボルトは15mmと25mmの2種類を選べます。
N-BOXのナンバープレートボルトは前後で長さが違います(フロントは15mmより長く、リアは15mmより短いです)が、前後共15mmサイズで間に合います。
 

【7】まとめ

デザインナンバープレートを装着している場合
 
何度もナンバーを外す作業は控えるべきです!
 
と、DIY好きの皆様にお伝えしたいのが、私の今回の教訓でございます。
 
万が一、ラッピングが破れてどうしようもなくなったら!?
 
ナンバー再交付は可能ですが、申請時と同じ金額(地域によって7,000円台9,000円台)なので、普段のメンテナンスに気を遣うのがよろしいかと思います。
 
 
なお、デザインプレートナンバーの手続き方法などは、下の画像をクリックしたページで紹介しております。
 
 
ただし、現在は軽自動車の白ナンバーですが、現在は真っ白なタイプの製造は中止となっております。
 

 それではまたっ♪

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