キャッシュカードを紛失したドジな姉のお話

こんにちは、アーチビブログの あーさん です。

個人ブログって、友人なんかに見られるのはこっ恥ずかしいもので、だから宣伝などは全くやっていない当ブログですが、そんな私のブログの存在を知っている数少ない身内(実姉)がネタを提供してくれました。

「これって、ネタになるかなぁ!?」と聞かれたら、ネタにするしかないっしょ(笑)

さてさて、何をやらかしたかと申しますと、表題の通りキャッシュカードの紛失であります。

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【1】ん? 詐欺? という電話

地方銀行を名乗る電話があり、「〇〇さんのキャッシュカードが〇〇地区の警察署に届いているそうなので警察署に連絡してください。連絡した際は照会番号を伝えてください。」と、警察の電話番号と紹介番号を告げられたのだそうです。

これって、凄く詐欺っぽい電話ですよね!

この電話があるまで紛失には全く気付いておらず、早速電話をしてみると「日までに来ていただけたらいいのですが、いつ来られますか」と言われて、直ぐに飛んで行ったのだそうです。

本当の電話だったから良かったのですが、もしも、相手が詐欺グループだったとしたら!?

告げられた電話番号に電話すると警察官に扮した詐欺師に繋がり、巧妙に暗証番号を聞き出されたりするわけで、こんなご時世だからこそ、落ち着いてカードの有無を確かめ、警察の電話番号も確認後(ネットで直ぐに確認できます)に連絡する冷静さが必要だと思います。

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【2】遺失届とは

警察での受け取り窓口で、まず「遺失届」を書かされたそうです。

落とし物、忘れ物が届けられた場合、遺失者に連絡できるようにするための届出のことです。
自宅・会社・海外での落とし物や忘れ物は対象にならないそうです。

【3】遺失届のポイント

(1)日時・場所について

落とした(忘れた)日時と場所をできるだけ明白に記入します。

(2)記名・個別番号について

記名(カタカナや漢字)や個別の番号が分かれば記入します。
キャッシュカード(口座番号など)、拾得物件に記載されている記名と遺失届の記名がシステムで一致することにより、速やかに遺失者に連絡する事ができるとのこと。

(3)色・形などの特徴

落とし物の色、形などの特徴(物件の内側に傷、写真が貼ってある、キャラクターの飾りがあるなど)を基に拾得されていないかを照合するとのこと。

(4)注意点など

警察に届けられた拾得物件の保管期間は「3ヶ月間」です。

この間に遺失者が判明しないと、受け取ることができなくなってしまうので、落とした(忘れた)ことに気づいたら、直ぐに遺失届を提出すべきです。

遺失届に記載された物件の拾得があった場合には遺失者に連絡があります。

また、各都道府県のウェブサイトでは拾得物情報を公表しているので検索する事もできます。

【4】今回のケース

電話があった前日、大型商業施設のATMコーナーを利用し、そこでキャッシュカードを落とし、拾って警察に届けてくれたのは商業施設の従業員さんでした。

で、警察からキャッシュカードが発行された銀行へ連絡が行き、銀行から本人へ連絡が入ったという経緯です。

で、警察に出向き、遺失届に落とした日時や場所を記入し、遺失物件は「キャッシュカード」と記入し提出するわけですが、提出後に「どんな形状か」と聞かれたのだそうです。

で、「ビニールみたいな入れ物に入れていた」と答えると、受け取り用の書類には「通帳ケース」と記入するように言われ、ようやく受け取れたとのこと。

面白いですよね。

警察的には、返却するのはキャッシュカードではなく、「ビニールみたいな入れ物(通帳ケース)」であるってことですが、中身のキャッシュカードを見て銀行に連絡したのは警察なんですからね。(苦笑)

警察からの連絡で落とした本人が受け取りに行っているのに、まず「遺失届」から書かなきゃならない事と言い、お堅いお役所仕事ってのは手間暇掛かって大変ですよね。

だから日本の警察は多忙なのかも?

【5】拾得者へのお礼について

(1)拾得者の権利

拾得者(落とし物を拾った者)は、報労金を受け取る権利が生まれますが、これにはルールがありまして、お店などの施設内で拾った場合は、拾得時から24時間以内にそのお店などの施設に届ける必要があり、路上などで拾った場合には、取得日から1週間以内に警察に届ける必要があります。

それを過ぎると、ネコババ行為に見なされるということなのでしょうね。

拾うか拾わないかは自由ですが、拾ってしまった場合は、拾得物を出来るだけ速やかに差し出さねば「遺失物法」という法律に触れてしまうんですね

報労金の額は、落とし物の価格の100分の5以上100分の20以下に相当する額ということだから、例えば、1万円だったとしたら「500円2,000円」ってことですね。

これが、施設内で拾った場合には、拾得者と施設占有者が、それぞれ報労金の額の2分の1までとなります。

また、落とし主に返還された後、1ヵ月を経過すると、この請求はできなくなるそうです。

(2)キャッシュカードのお礼っていくら?

キャッシュカードやクレジットカードは基本的に本人しか使うことができない物であり、例えば、紛失に気付いて銀行やカード会社に連絡を入れれば、カードは利用停止になり1円の価値もなくなります。

なので、こういうカード系の価値は実質0円というのが一般的な解釈なのだそうです。

今回のケースは、「お礼の電話などは一切必要ない」と警察から言われたそうで、拾得者さんがお礼の必要はない旨を警察に伝えていたのかもしれませんね。

ちなみに、落とし主が表れなかった場合、現金の場合は拾得者がもらうことになりますが、カード類、運転免許証、携帯電話などの個人情報が入った落とし物については、個人情報保護等の観点から、拾得者がもらう事はできません。

【6】まとめ

話は少し逸れますが。

うちの奥様の通帳が1冊だけATMで読み取り不良になり、銀行窓口で読み取り可能にしてもらっても、何度か利用するとまたダメになるという事がありました。

例えば、電磁波を発するTVやスマホの近くに置いていたら磁気不良になり読み込み不良になるそうですが、他の通帳は問題ないわけで、でも、何度も窓口に行くようではATM利用の意味がなくなるから磁気不良やスキミング防止のケースに入れたら解消しました。

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姉も、こういう「通帳ケース」に入れていたのだと思いますが、「ビニールみたいな入れ物」って言うところが姉らしさであり、落としても気づかないところも姉らしさなんですよね

何と言いますかドジなんです!(爆)
 
 
危険な人物に拾われた場合、キャッシュカードではなくクレジットカードであった場合、悪用される確率は グンッ!っと上がるわけで、今回は無事に解決しましたが、大事な物の扱いには注意してもらいたいものでございます。
 
まあね、私の身近には同じような「おっちょこちょい」が居るから慣れてるんですけどね(笑)

 
 
そういえば、少し前に、大手スーパーの駐車場でスマホを拾った私は、すぐにスーパーに届けたのですが、従業員さんの「ありがとうございます」の一言で終わりました。
 
私もお礼などは期待していないからいいのですが、「スマホを落としただけなのに」という映画を見ると、恐ろしい事態を招くかもしれないネット社会の現代なので、スーパーさんは「拾得者の住所・氏名・連絡先などを聞いておく」というのが正しい対応なのだと思います。
 
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現金を持たなくてもいい便利な世の中にではありますが、それだけ情報の管理が大事になったわけで、ドジの自覚がない人でも注意が必要ですね。
 
 それではまたっ♪

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