突然の発熱と腹痛そして全身へ広がる発疹は何が原因なのか?

こんにちは、あーさん(私)と、ちびさん(妻)の、二人合わせてアーチビブログです。

先週末、突然の発熱と腹痛そして発疹を発症し、パソコンのキーボードを打つ指が震えて定まらず、ブログ更新が滞っておりました(汗)

健康で生きて来た反動と言いますか、こういう時の対処方法が全く分からないから、「まぁ、一晩眠れば治るかな」と思ったら、熱は39度を超えて悪寒と頭痛が激しくなりました。

で、日曜に開業しているクリニックを受診し、PCR検査も受け(陰性でした)、診断結果は「感染性胃腸炎」でした。

薬を処方してもらい(解熱剤と整腸剤)、これで一安心かと思いきや
解熱剤が効くのは数時間で下痢は治まらず、発疹は益々酷くなり全身に広がって行きました

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1、感染性胃腸炎とは

細菌やウィルス、寄生虫などの感染する病原体による嘔吐・下痢を主症状とする感染症です。
原因となる細菌やウィルスの種類に関わらず「感染性胃腸炎」と診断されるため、非常に広い概念です。

つまり、はっきりとした感染源が突き止めにくいということなのかもしれませんね。

原因となる菌によりますが、毎年秋から冬にかけて流行するのが一般的なのだそうです。

私の場合、そういうウィルスや寄生虫が付いていそうな食べ物を食べた記憶がなく、不思議ではありますが、かなり酷い症状になって行きます。

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2、人から人への感染は?

感染者の嘔吐物や便を触った手やその手で触れた物を介して口に入ると感染します。
また、嘔吐物が乾燥し、そこからウィルスが飛散しそのウィルスを吸い込んで感染する場合もあります。

3、あーさんの症状

私の場合、吐き気はありません。下痢症状も数分おきに訪れるような下痢ではなく(2時間に1度程度)、頭痛も腹痛も我慢できる範囲で、発疹に痒みはなく、辛いのは悪寒で眠れないことと、解熱剤の効果が終わると熱がぶり返し、頭の中がグワングワンと重く回っている感じになることでした。

発症から4日目、定期的にお世話になっている歯科クリニックの予約日が翌日だったので、前もって今の状況を説明すると、「PCR検査が陰性ならば大丈夫です。あーさんが辛くなければ来てくださいお待ちしております。」とのこと。

てっきり断られると思っていたのですが、考えてみれば、医療従事者はコロナ対策で万全の体制を整えているわけで、歯科の方々も感染対策用の身なりですし、私の症状ならば大丈夫ということなんですね。

それまでは、どうせ歯科は断られるから、その時間帯に病院に行って、午後から仕事だな!と思っていたのですが、その日の仕事はキャンセルする決断をしました

午前中に歯科クリニックに行き、午後から日曜に受診した個人クリニックに行き、発疹が全身に広がった対策をお願いすること。

とにかく、この変になった身体を元に戻すことを最優先にしたかったんです。

4、田舎暮らしの弱点

田舎暮らしの私の場合、近くに気に入った病院や歯科がないという弱点があって、懇意にしている歯科クリニックは自宅から南に約35km。そして、偶然日曜に開業していた個人クリニックは、自宅から北に約30kmです。

発熱した状態でそれぞれの往復距離約130kmを走行するのは宜しくないんですよね。

で、歯科クリニックは、到着1時間前に熱が引くように解熱剤を飲んで受診し、個人クリニックはありのままの体温でなければ意味がないから解熱剤が効かなくなる時間帯に受診することにしました。

5、新たな診断へ

で、発疹を先生に診て頂いたら!即決で!

あっ!こりゃ俺には無理だわぁ!

「総合病院を紹介するから、この後、そこで診て貰うことできますか?」

とのこと・・・。

私にしてみれば

マジかぁ!?(大汗)

です。

でもね、この先生が勉強不足なのではなく、後で分かったのですが、総合病院から独立された個人医なので、患者のために最良な方法として、総合病院を紹介してくれたらしいです。

看護師の方や受付の方の対応も素晴らしいクリニックでした。

6、総合病院へ

時間は既に通常の診療時間を過ぎていたので、救急外来で、皮膚科の先生と内科の先生が担当してくれました。

血液検査と尿検査も受けました。

で、「たぶん23日入院していただくことになると思いますよ。」とのこと・・・。

えっ?何で?

と、思わずデカい声が出ちゃいましたが、皮膚科の医師さん曰く「この酷い発疹と発熱状態で帰すわけにはいかないというのが医師の気持ちです。症状の改善が見られるまで23日は入院して安静にしておくことが最善だと思いますが、不思議なのは、この状態なのにあーさんが元気なことなんですよね。」とのこと。

入院しろ!と言われれば従いますが、した方がいいよ!程度ならば帰ります。」

と言うと、「分かりました、私は帰る方向で薬の手配を考えますが、血液検査結果次第では、入院しろ!に変更の可能性ありです。また、内科の先生が入院を勧めた場合も同様です。」
とのこと。

この皮膚科の先生は若い女性で、手際が良くて説明上手、更に上記の様な俊敏で適格な受け答えをされれば私の様な頑固オヤジでも返す言葉がなくなり、逆に頑固オヤジは、自分を言い負かしたヤツを気に入るんですね(笑)

スラっとしていてマスク装着状態といえどもかなりの美人さんと推測できますが、色ボケしているわけではないので、この出来の良さを親目線で微笑ましく見てしまいました。

7、検査結果

血液検査の結果は入院してもおかしくない数値だけど、あーさんは何故か元気なので、本人が帰りたいのなら許可します。とのこと。

全身の発疹は「多型紅斑」という病名でした。

多型紅斑は、通常は感染症に対する反応によって引き起こされます。
典型的な症状としては、中心部が紫色から灰色で全体としては赤色の斑が、手のひら、足の裏、腕、脚、全身に広がっていき、多くの患者で口内炎が生じるとのこと。

先生曰く「白血球が凄く頑張っている数値が出ています。頑張ってもなかなか細菌を駆逐できない状況が続き、胃や肝臓など弱っている臓器もあります。胃が仕事をしている間に細菌が増えるので、今日からは胃に仕事をさせない食事をしましょう。あと、水を飲む回数を今までより増やしましょう。」とのこと。

胃の仕事は消化ですよね。消化が早い食事(お粥・うどん・etc)をして、胃の回復待ち作戦ということになります。

8、新たな薬

新たに処方された薬は、プレドニンというステロイド系の内服薬と、胃酸の分泌を抑える薬。あと、トプシム軟膏とプロペト(白色ワセリン)を混ぜたもので、こちらもステロイド系ですが塗り薬です。

ステロイド系には副作用があるので注意が必要となります。

<主な副作用>
免疫力が低下します。
長期に内服すると骨がもろくなります。
消化管粘膜が弱くなります。
血栓症が起こりやすくなる場合があります。
不眠症やうつ病になることもあります。
気持ちが高揚して眠れないなど、副作用は多岐にわたります。

糖を合成する働きを高めるので血糖値が上がりやすくなります。ということは内服中は甘いものは避けなければなりません。
消化に良くて糖分が少ないもの・・・。

はーい 豆腐!

くらいしか私には思いつきませんが、これね、23日で片付く問題ではなく、病院へは定期的に通って少しずつ少しずつ回復させるしかない様なので、なんとか他の食材も探さねば
(汗)

9、まとめ

その日の夜、全身にステロイド軟膏を塗って床に就いた私は、目をつぶると全身を冷たいゼリー状のものに覆われている感覚を覚えました。
マトリックス的な感覚かな?

ちなみに、初めて全身の発疹を見たちびさんは

きゃー!私無理ぃ~!

と、超引いてました(笑)

前日まで悪寒で眠れなかったのに、その日は冷たいゼリーの中にいる感覚なのに直ぐに眠りに落ちて朝まで起きませんでした。

目覚めると、下痢症状はかなり治まり、熱は37度台後半で辛かった頃より下がっています。

ステロイドを塗るのは朝と夜なので、背中を塗ってくれたちびさん曰く「昨日より良くなってるよ」とのこと。

でも、少しずつ良くなって行く過程かもしれませんが、今までどこも痒くなかったのに、強烈な痒みを感じる箇所が出てきました。

痒みというのも、我慢できないものですねぇ~!

この先どうなるものやら全く分からぬ状況でありますが、明日は病院なので、今回はこの辺りで締めたいと思います。

こんな記事を長文で書いても読む人はいないかもしれませんが、稀にでも誰かの参考になれば幸いです。

それではまたっ♪

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