こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
今回の記事は、125ccスクーター(トリシティ)の日常点検についてです。
車検が必要な車両と違い、250cc以下のバイクは確実に維持費が安いですよね。
排気量 | 運転免許 | 重量税 | 軽自動車税 | 自賠責保険料(24ヵ月の場合) | 車検 |
---|---|---|---|---|---|
50cc以下 | 原付免許 | 0円 | 2,000円 | 9,950円 | 不要 |
50~90cc | 小型限定普通二輪 | ||||
91cc~125cc | 2,400円 | ||||
126cc~250cc | 普通二輪 | 4,900円(新車登録時のみ) | 3,600円 | 12,220円 | |
251cc~400cc | 年1,900円(登録後12年まで) | 6,000円 | 11,520円 | 必要 | |
年2,200円(登録後13~17年) | |||||
年2,500円(登録後18年以上) | |||||
401cc以上 | 大型二輪 | 年1,900円(登録後12年まで) | |||
年2,200円(登録後13~17年) | |||||
年2,500円(登録後18年以上) |
※ 自賠責保険料は、契約月数が長ければ長いほど安くなります。
最長で60ヵ月(5年)払いが可能です。
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目次
1.意外とやらない12ヵ月法定点検
車検が不要とはいえ、ノーメンテナンスでは故障の原因になりますし、不安に感じる事もありますよね。
50cc以下のスクーターでも法定12ヵ月点検は義務付けられているのですが、罰則がある訳ではなく、私の周りには法定点検を業者に依頼する原付乗りは居りません!
たぶんですよ!
要は、日常のメンテナンスを自分でやっていればいいわけで、オイル量や劣化具合、タイヤの空気圧や劣化具合、水冷エンジンの場合は冷却水の量、ランプ類の球切れ、バッテリー、チェーンの張りなどをチェックしておけば、壊れる事はまずないですよね。
ただ、車検が不要で高速道路走行が可能な「126cc~250cc」のバイクで、長距離の高速移動を予定しているなんて場合は、たまには業者にチェックして頂くのも有りだと思います。
というわけで、今回は、トリシティ125の点検整備を紹介致します。
いつも以上に前置きが長かった!(爆)
2.冷却水量の点検
(1)点検
冷却水量の点検はエンジンが冷えた状態で、車体を水平なところで垂直にして行います。
冷却水タンク(ヤマハの場合は、リカバリータンク)内の冷却水が、フルレベルとロアレベルの範囲内にあるかを点検します。
タンクの場所は、冒頭の画像で示した辺りの裏側です。
ロアレベルより少し上にあるので問題なしです。
エンジンが熱い場合は液が膨張するので少し増えます。
来年の夏前くらいに補充すればいいかな?という量ですね。
(2)補充する場合
冷却水の作り方は、「ヤマルーブロングライフクーラント(ヤマハ推奨純正品)」と水道水を1対1で混ぜ合わせます。
※ 補充する水は水道水を使用し、井戸水や塩分の含まれた天然水は使用不可です。
リカバリータンク内の冷却水量がロアレベルより下がっている時は、リカバリータンクキャップを開けて冷却水をフルレベルとロアレベルの中間まで補充します。
※ 液の膨張分を考えて、フルレベル以上は入れないようにしましょう。
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3.エアクリーナーエレメントの点検
エアクリーナーエレメントは20,000km走行ごとの交換を推奨されております。
(1)エアクリーナーカバーを取り外します
スクリューネジ(+ネジ)は7ヵ所で全て同じサイズです。
カバーに付いたまま外れる事もあります。
エレメントの裏側(車体側)とケース内、どちらも美しいので交換の必要はありません。
(3)ブローバイガス還元装置、ブリザードレンホースの清掃
排出ガス規制アイテムのパイプです。
燃焼室から漏れたガスを大気に排出させないで戻すホースがエアクリーナーボックスの裏側にあるので、水や汚れが溜まっていないか確認します。
4.Vベルトフィルターエレメントの清掃
(1)ボルト(10mm)を外します
ボルトは4本で、長いボルト2本と短いボルト2本です。
(2)Vベルトフィルターエレメントを取り外します
湿式なので少し濡れている状態です。
Vベルトフィルターエレメントが損傷していたら交換です。
(3)洗浄
損傷はなく、汚れている場合は、きれいな灯油で洗浄し、軽くしぼった跡、布切れなどで包んで乾かします。
(4)装着
フィルターエレメントの上側に小さな穴があるので、受け側のポッチに合わせて確実に装着し、ケースカバーを取り付けて完了です。
5.Vベルトケースチェックホースの清掃
水や汚れがたまっていないか確認し、汚れや水があった場合は、Vベルトケースチェックホースを外して清掃し、元に戻せばオッケイです。
6.タイヤ
メーカー指定空気圧は、1名乗車時、2名乗車時共同じです。
前輪:175kPa(1.75kgf/㎠)
後輪:225kPa (2.25kgf/㎠)
タイヤの亀裂、損傷、異常な摩耗、溝の深さの点検も定期的に行いましょう。
7.オイル交換
以上、ヤマハ トリシティ の自分で行う日常点検でした。
それではまたっ♪
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