頻繁なメットの脱着を面倒と感じる年頃になったので、システムヘルメットの購入を考えつつも、もともとコンパクトサイズの軽量フルフェイスが好きなこともあり、重くてデカいシステムヘルメットの購入をためらっていたアーチビブログの あーさん です。
でもっ!
そろそろ本気で考えようと、大手バイク用品店をハシゴして色々と試着してきました。
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目次
1.まずは、好みのヘルメットを再考する
私のフルフェイスヘルメット(SHOEI Z5)は、購入後10年以上が経過していても、手持ちのヘルメットの中で使用頻度が一番高いんですよね。
何が良いって、コンパクトで軽量で、装着感も良く、開口部が小さく、ブレスガード(鼻を隠すパーツ)の位置などが非常に好みなんです。
ただ、いくら好きでも10年経過するとパット類が朽ちてきます。
内部パットは既に製造中止なので、頭部のウレタンスポンジは自己流のヘルメットフィッティングでごまかしておりましたが、さすがにチークパットなどは作れないですからね、走行時の風切り音が半端なく聞こえるようになりました。
ゴーーー!って聴こえます!(笑)
ウレタンスポンジ補修などを載せたページへは、下の画像をクリックで移動します。
興味がありましたら覗いてみてくださいませ。
2.サイズについて
新たなメットを探すとして、同サイズでもメーカーやモデルの違いによって装着感が変わるので試着することが一番なのですが、まずは、自分の頭のサイズを知っておきます。
頭の外周で一番広い部分(眉毛より少し上あたりのオデコ周囲)を測ります。
私の場合は、59cmなのでメーカー適合表では「Lサイズ」です。
フルフェイスやジェットヘルなど色々と試着をしてみると、ショウエイ、アライ、OGKカブトは「Lサイズ」でバッチリですが、「HJC」だけは「XLサイズ」の方がフィットしました。
HJCのLサイズはかなりキツかったです!
通販でHJCの購入をお考えの方はワンサイズ大きい物を選ぶ方が良いのではないでしょうか?
下表は、各メーカーのサイズ表です。
<HJC> | |||||
キッズ・レディース | S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|---|
M | L | ||||
51~52 | 53~54 | 55~56 | 57~58 | 59~60 | 61~62 |
<OGK カブト> | ||||||
XS | S | M | L | XL | XXL | フリー |
---|---|---|---|---|---|---|
53~54 | 55~56 | 57~58 | 59~60 | 60~61 | 63~64 | 57~59 |
61~62 | 57~60 |
<SHOEI ショウエイ> | ||||||
XXS | XS | S | M | L | XL | XXL |
---|---|---|---|---|---|---|
51~52 | 53 | 55 | 57 | 59 | 61 | 63 |
<Arai アライ> | |||||||
子供用 | XS | S | M | L | XL | XXL | XXL(特大) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
51~53 | 53~54 | 55~56 | 57~58 | 59~60 | 61~62 | 63~64 | 65~66 |
<余談>
OGKの表には52cm以下がありませんが、わが家の奥様のサイズは52cmでOGKのキッズ用を所有しているのでOGKにも小さなサイズはあります。
3.システムヘルメットはどれがいいの?
さて、「そんなに好きなら、またコンパクトサイズのフルフェイスでイイじゃん!」ってことになりますが、「大型バイクにあと何年乗れるのだろう?」という年齢になってくると、快適さを重視したくなったんですよね。
というわけで、色々と試着した結果、代替え購入候補はシステムヘルメットに絞ることに致しました。
なので、システムの設定がないアライヘルメットは候補から外れます。
Araiさんは、No.1メーカー故の拘りがあるんですね!
(1)HJC
ネットで色々と見ていてデザインが一番好みに感じたのは「HJC」のシステムヘルメットでした。
形が好きなことと、私のバイク2台はブラック&シルバーなのでカラーも丁度良い感じ☆
インナーサンシェードは頭頂部のレバーでセットし、レバー後部のボタンを押すとシャコンと収納できるタイプです。
ネット検索での金額は3万円代~6万円代と幅がありますが、これを試着してみて、良い感じで尚且つ価格が安ければこれに決める勢いでバイク用品店を訪れました。
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(2)ZENITH
ところが、私の頭よりワンサイズ大きい「XL」でも、チークパット(頬を包む部分)がキツクて喋る事も難しい感じでした。
ヤマハ純正は手頃な価格(1~2万円代)が嬉しいのですが、私のバイクはカワサキです。
ヤマハ トリシティも所有しておりますが、トリシティ使用時にシステムヘルメットは使わないので、「カワサキに乗っててヤマハのメット?」と思って「ZENITH」は候補から外し、「HJC」も私の頭(顔?)には合わないようなので却下となりました。
太っているわけではないんですけどね!
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(3)OGK カブト IBUKI(イブキ)
アライ、ショウエイに次ぐ第三のジャパンブランド☆
二大メーカーに匹敵する品質を低価格で提供してくれる「OGK」です。
OGKシステムヘルメットのフラッグシップ「IBUKI」ですが、「発売年的に古いから今購入するのはどうかな?と思います。」と、店員さんにご教示いただきました。
定価47,000円(税抜き)の品なので、凄く安くなるようなら買いかもしれませんが、日進月歩のシステムヘルメットなので「古い」と聞けば躊躇してしまいますよね。
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(4)OGK カブト KAZAMI (カザミ)
IBUKIよりも安価設定(定価32,000円)で謳い文句は「鎧うが如しデザイン」です。
鎧(よろい)のようなってことで「アーマーデザイン」なのだそうです。
カラーを私好みの黒一色にすれば鎧的な形は気にならなかったです。
(5)OGK カブト RYUKI(リューキ)
2020年発売の「RYUKI」です。
店員さん曰く「KAZAMIの後継機種」とのことでした。
確かに、KAZAMIと同じデザインとシルエットです。
定価は33,000円(税抜き)で、手頃と言えば手頃です。
要は、出来るだけ顔を隠したいあーさんです!
(6)SHOEI NEOTEC Ⅱ(ネオテック・ツー)
63,000円~ と一気に価格が上がるネオテックⅡなので、金銭事情で購入候補には挙げていなかったのですが、試着してみると。
ネオテックも間違いなく候補になってしまいました。
4.複数店で試着すれば違いも見えてきます
1件目のバイク用品店を後にして、2件目に向かう道中は「ネオテック!良かったなぁ~♪」という気持ちが強かったのですが、2件目で面白いことが分かりました。
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5.まとめ
ヘルメット選びの原点ですが、最初はキツめくらいを選ぶのがベストなんですよね。
高速で横を向いた時に風圧で動くような緩さは危険なわけで、今回の試着で、基本的に私の頭は「Lサイズ(HJC&ZENITHの場合はXLサイズ)」と再確認した次第です。
<追記>
OGK Ryuki が2020年6月に発売されたので悩んだ末に購入しました。
コスパに優れたおすすめシステムヘルメットだと思います。
興味がありましたら、下の画像をクリックしたページを覗いてみてくださいね。
想像通り、システムヘルメットは使い勝手が良くて非常に満足しています。
それではまたっ♪
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