システムヘルメット OGK Ryuki リューキ レビュー

こんにちは、アーチビブログです。

OGKヘルメットの新作「Ryuki(リューキ)」を購入して約1ヵ月が経過しました。
私の評価としては「非常に良く出来たヘルメット」だと感じております。

フルフェイス帽体の前側が上方に開くタイプのシステムヘルメットのイメージって、「デカい!重い!オッサン臭い!」って感じでしょうか

まあね、構成する部品が多いから大きく重くなってしまうのは仕方ないですし、お洒落な半ヘル派や軽量コンパクトのレプリカ派などから見れば確実にオッサン臭いかな(笑)

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1.重量

従来品より約100gの軽量化ということで、私のLサイズを計量してみると「1700g」ジャストでした。

走行中に重さを感じることは今のところ一切ないので、重量バランスなどもシッカリと考えられているのだと思います。

システムヘルメット最大の利点であるチン(あご)カバーを上げると、頭の上付近に重さを感じますが、走行中にチンカバーを上げることはないと思うので(安全上、上げない方が良いです)、リューキに関しては重さを気にする必要はないと思います。

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2.サイズ

通常のフルフェイスと並べれば大きいのですが、それだけしか持っていないのならば「こんなものだっ」という感じでしょう。(笑)

チンカバーを上げた状態の帽体は大きいとは思わないから、あご部分が前方に飛び出たデザインと、チンカバーを取り付ける上で必要なパーツで少し幅広くなるのは仕方なく、システムヘルメットとしては十分なコンパクトさだと思います。

逆に、これ以上コンパクトにすると安全性に不安が生じるのではないでしょうか。

購入前、ショップにて色々なタイプを試着し妻に感想を求めたところ、「大きさは気にならないよ。」とのことでしたので、デカいからダサいと気にするのは本人だけなのかもしれませんね。(笑)

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3、装着感

装着した心地は、きつくもなく緩くもなく、どちらかと言えばソフトなホールド感ですが、首を振ってもグラつかず、とっても快適です。
(頭部外周59cmの私がサイズを被った場合です)

高速を走行しても、ホールド性は変わらず、風圧でブレたり浮き上がるということは一切ありません。

4、チン(あご)カバーについて

取り付け部の造りがシッカリしていて、強くゆすってもガタつくことはありません。
あご下のレバーを開く側に引くと開くワンタッチ連動なので、グローブ装着時でも簡単に開閉が可能です。

大型バイクに乗る時はずっとフルフェイスだったので、例えば、軽い休憩で缶コーヒーを飲む時に、いちいちヘルメットを脱ぐ煩わしさがないというのは、この上なく便利だと感じております。

暑い時は脱ぐんですけどね!

5.風切り音

完全遮断のフルフェイスと違い、帽体とチンカバー接続部との隙間(隙間というほどの隙間ではありません)から風切り音が発生しそうですが、ブレのない造りの良さで風切り音も気にならないレベルです。

良く出来たフルフェイスはアライとショウエイという私の経験値で言えば、それらのフルフェイスが新しい頃の静寂性と比較すると少し劣りますが、風切り音が皆無というわけにはいかないので、こんなものだと思います。

6.ベンチレーション

頭の部分と、あごの部分にシャッター付きで装備されているベンチレーションは、開ければ涼しくなるというものではないので、蒸れ防止としては十分な性能だと思います。

走行中、グローブでもスコッ!と開けられる位置にあり、使い勝手は良好です。


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7.メガネとの相性

メガネ対応の造りなので、私の所有しているメガネ(6本)は全て装着可能でした。

今まで、ヘルメットに合うメガネを探すのに苦労していた私としては非常に有難いです。

8.インナーサンシェード

帽体左側にあるレバーを上に上げると現れるサンシェードです。
メガネを掛けている状態でも全く干渉しませんので、日差しが強い時などは有難い装備です。

レバーが分かりやすい位置にあるのでグローブを装着していても簡単に操作できます。

9.シールド

紫外線を99%、赤外線を74%カットし目に優しいシールドです。

このシールドの開閉位置について、カチッ!っと止まる位置は、少しだけ開いた位置と、全開にした位置だけなのが、たった一つのマイナス点ですかね。

今まで使っていたショウエイのヘルメットはフルフェイスもジェットヘルも7段階の位置でカチカチッっと節度ある開閉が出来たので、最初は「えっ?2段階だけ?もしかして壊れてるの?」と思ったのですが、実際、私が使う位置は7段階の場合でもこの2ヶ所なんですよね。

ということは、軽くベンチレーションをしたい少しだけ開けた位置か、風を多く取り入れる全開の位置かしか使わないライダーが多いということなのかな

なので、シールドが止まる位置的には不満はありませんが、カチカチカチッ!っと上げるのに慣れていた感触的に、スーと上がる節度の無さに安っぽさを感じてしまったというところが「マイナス点」というわけです。

10.価格

定価は33,000円(税抜き)です。
私は、税込30,750円で購入しました。

一流と言っていいメーカーのシステムヘルメットとしてのコスパは良いですし、購入後に不満を感じることがない良い商品だと思います。

ヘルメット選びにお悩みのあなたの候補におすすめのヘルメットです

11.Ryuki の取扱い詳細説明

チンカバーの脱着方法など詳細な説明ページも作成しておりますので、興味がありましたら、そちらも覗いてみて頂ければ嬉しいです。

脱着などの整備性もよく考えられていると思います。

インカム装着を意識した造りというところも良いですね。

ナイス!

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12.余談

今回購入したリューキに合わせて新しいインカムを検討しているのですが、色々と悩んでおりまして決めかねております。

 
インカムについては、自分の好みも大事ですが、仲間のインカムとの相性もあるので購入の決定打に欠けるんですよね。
何か起死回生の機種が出ないかなと思う今日この頃でございます。
 

13.追記

インカムは、「デイトナ DT-O1」を購入してみました。
システムヘルメットには、デイトナの別体アームマイクが標準装備のように装着できて非常に気に入りました

詳しくは、こちらです

リューキにインカムを装着する際、色々と試行錯誤しました。

結構良い感じで装着できたので、興味がありましたら下の画像をクリックするとページが開きます。

こちらです

 
 
少しだけ不満も述べましたが気になるレベルではなく、OGK Ryuki は非常に良いシステムヘルメットという結論になりました。
 
それではまたっ
 
 
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