修理屋が少ない田舎なので、草刈機などの修理を頼まれる事があるアーチビブログの あーさん です。
今回の依頼は、作業中に車庫のチェーンに引っ掛けってパイプを曲げてしまった草刈機と、エンジンの調子が悪くて捨てようと思っていた草刈機の良いとこ取りをして「ニコイチ(2つのものを1つにまとめること)」を作れないか?ということで、簡単な作業ですがブログネタとして記事にしておきます。
機種はエンジン不調の「新ダイワ SSR2601」と、パイプ曲がりの「新ダイワ SSR2602」で、SSR2602 の本体に SSR2601 のパイプから先を付け替えれば完成となります。
同じ機種でも年式によりギアが違うケースがありますが、今回は同じギアタイプで助かりました。
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【1】作業開始
それでは2台同時進行で作業開始です。
本体横にある六角ネジ2個を外します。
ネジを緩めてパイプを抜くとパイプに穴があります。
上のネジが入るパイプ回転止め穴です。
本体側のスロットルワイヤーを外します。
接続コードのギボシ端子と、ボディアースコードのネジを外します。
【2】完成
調子の良いエンジン側と曲がっていないパイプを接合して、ギボシ端子やスロットルワイヤーを取り付けて完了です。
⇩上がニコイチ完成品で、下が今後の部品取りとなります。
【3】部品取りについて
パイプ曲がりの番外編ですが、下画像のように「何をすればここまで曲がるの?」という壊れ方もありまが、これね、先端のベベルギアは使えるんですよね。
ベベルギアの純正品って高額なので、今回のパイプ曲がり品もそうですが、使える部品は取っておくと先々の修理に使えます。
ちなみに私に依頼する人は安価修理を求められるケースが多いので、汎用ベベルギアは結構注文することがありますよぉ~!
草刈機ってホームセンター等で安売りをしている場合があり、修理によってはパーツ代と工賃で新品より高くなるケースがあるんですよね。
そういう事を考えると、使える部品は残しておいて、中古パーツや汎用パーツで安く修理してあげるというのは有りだと思う あーさん でした。
それではまたっ♪
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