こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
最近ね、この車に出逢うと「カッコイイなぁ~!」と思いつつ、「俺は乗らないだろうなぁ~!」という「憧れと物欲が相反する車」があります。
それは「MAZDA ROADSTER(マツダ ロードスター)」の4代目に当たるDBA-ND5RC型 です。
(⇧ MAZDA HPより)
特に後ろ姿を見た時にドキッ!っとして心がときめくんですよね。
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目次
1.マツダ ロードスターの系譜
歴代ロードスターを軽く振り返ってみましょう。
(1)初代 ユーノス ロードスター(NA型)
初代「ユーノス ロードスター」が発売された1989年当時、「ロータスエランのパクリ!」などと揶揄されましたが、「速さだけがスポーツカーの楽しさではない!」という「ライトウエイトスポーツカー」の魅力を呼び覚まし、世界中でヒットしたんです。
(⇧ 初代 ユーノス ロードスター 1989~1998)
① ユーノスとは
1989年当時、販売系列が3チャネルだったマツダは、トヨタ自動車や日産自動車と同様に5系統の販売系列を目指しました。
そして生まれたブランドの一つが「ユーノス」です。
ユーノスは、当時のマツダ5チャンネル(マツダ・アンフィニ・ユーノス・オートザム・オートラマ)の中でプレミアムブランドとして位置付けられていましたが、バブル崩壊の時代に翻弄され多チャンネル化は失敗に終わり、ユーノスチャンネルは消滅します。
② ライトウエイトスポーツカーとは
軽量な車体と小排気量NAエンジンを組み合わせ、車がドライバーの感性に訴えかけるスポーツ走行性能を有する車両がライトウエイトスポーツカーと言われています。
車を操る楽しさは大パワーだけではないわけで、初代から一貫してライトウエイトスポーツコンセプトを貫くマツダの心意気は素晴らしいと思います。
他社は売れないと止めてしまうのに、続けるところがマツダらしさなんです!
③ スペック
初代ロードスターのエンジンは、当初の1600ccから1993年以後は1800ccに変更されました。
スペック | 初代ロードスター1600cc | 初代ロードスター1800cc |
---|---|---|
年式 | 1990 | 1996 |
グレード | Vスペシャル | Vスペシャル |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC | 水冷直列4気筒DOHC |
総排気量 | 1597cc | 1839cc |
最高出力 | 120ps/6500rpm | 130ps/6500rpm |
最大トルク | 14.0kgm/5500rpm | 16.0kgm/4500rpm |
車両重量 | 950kg | 1000kg |
(オートマチック仕様は4ATです)
初代の魅力は、衝突安全基準の変更により現在は製造されなくなった「リトラクタブルヘッドライト(格納式前照灯)」だと思います。
30年くらい前の車両になりますが、初代は今でも魅力たっぷりです。
(2)2代目 ロードスター(NB型)
初代のコンセプトを崩すことなく、衝突安全基準の見直しから固定式ヘッドライトへ変更されたのが2代目です。
搭載エンジンは、初代の後期型に採用された1800cc(6MT)の他、1600cc(5MT)も復活しました。
(オートマチック仕様は4ATです)
テンロクエンジンは頭文字D世代が喜びます!(笑)
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(3)3代目 ロードスター(NC型)
4ドア ロータリースポーツ「RX-8」とプラットフォームを共有しつつも、徹底的な軽量化を施された3代目です。
排気量は2000ccに拡大し、全幅1700mmを超える3ナンバーボディとなり、歴代の中で最も少ない販売台数の3代目ですが、「2005~2006 日本カーオブザイヤー」を受賞、また海外の賞も多数受賞するなど評価の高いモデルです。
ウーパールーパー似の可愛い顔です。
初代キープコンセプトの2代目からどの程度変わったのかスペックを比較してみました。
スペック | 2台目 ロードスター | 3代目 ロードスター |
---|---|---|
年式 | 1998 | 2005 |
グレード | VS | VS |
全長 | 3955mm | 3995mm |
全幅 | 1680mm | 1720mm |
全高 | 1235mm | 1245mm |
総排気量 | 1839cc | 1998cc |
最高出力 | 145ps/6500rpm | 170ps/6700rpm |
最大トルク | 16.6kgm/5000rpm | 19.3kgm/5000rpm |
車両重量 | 1030kg | 1090kg |
(オートマチック仕様は6ATに進化しました)
重量はグレードにより1100kgを超えますが、パワー&トルクは大幅に上がっています。
(4)4代目 ロードスター(ND型)
こうやって振り返ってみると、どのモデルも魅力的ですが、ロングノーズショートデッキというスポーツカーの原点的デザインは4代目が歴代最高だと思います。
(主観ですよぉ~!)
更に、エンジンが1.5リッターにダウンサイジングされたというのも私は好きですねぇ~♪
排気量が小さくなったからと言って魅力が落ちたわけでなく、初代1800ccモデルとのスペックを比較してみました。
スペック | 初代ロードスター | 4代目ロードスター |
---|---|---|
年式 | 1996 | 2022 |
グレード | Vスペシャル | Sスペシャルパッケージ |
全長 | 3955mm | 3915mm |
全幅 | 1675mm | 1735mm |
全高 | 1235mm | 1235mm |
ホイールベース | 2265mm | 2310mm |
最小回転半径 | 4.6m | 4.7m |
車両重量 | 1000kg | 1010kg |
エンジン | 水冷直列4気筒DOHC | 水冷直列4気筒DOHC |
総排気量 | 1839cc | 1496cc |
最高出力 | 130ps/6500rpm | 132ps/7000rpm |
最大トルク | 16.0kgm/4500rpm | 15.5kgm/4500rpm |
タイヤ(前) | 185/60R14 | 195/50R16 |
タイヤ(後) | 185/60R14 | 195/50R16 |
ミッション | 5MT | 6MT |
当時新車価格 | 2,340,000円 | 2,840,200円 |
四半世紀の時を超えて約50万円の価格アップですが、現代の軽自動車もハイスペックな車両は250万円を超えるわけで、ロードスターの価格設定は非常にリーズナブルと言えます。
小排気量エンジンをフルに回して楽しむ「ライトウエイトスポーツここに極まれり!」です。
(オートマチック仕様は6ATです)
2.ロードスターRF
4代目ロードスターには、電動開閉式ハードトップを備えた「ロードスターRF」というモデルがあり、オープン時でも後部のピラーが残るソフトトップとは違う外観になります。
ソフトトップは4気筒1.5リッターエンジンですが、RFには2リッターエンジンが搭載されます。
スペック | ロードスターRF |
---|---|
エンジン | 2L直列4気筒DOHC |
最高出力 | 158ps/6000rpm |
最大トルク | 20.4kgm/4600rpm |
車両重量 | 1130kg |
いわゆるルーフのみが外れる、タルガトップタイプですが、これもまた素敵ですねぇ~☆
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3.まとめ
30年以上前になりますが「トヨタ スープラ タルガトップ」に乗る機会があり、ジロジロと見られている感じが恥ずかしくて「私にオープンカーは無理だな!」と思った記憶があります。
だから、冒頭の「憧れるけど俺は乗らないだろうなぁ~!」という思考になるのですが、「見られている感」というのは自意識過剰なだけであって、人はそんなに見ていませんよね。
(笑)
2年ほど前に、私のバイク仲間が「マツダ ロードスター」か「ホンダ S660」のどちらかが欲しいと言っていて、私は自分が乗りたくて「マツダ ロードスター」を強く勧めたんですよ。
で、奥様から「バイクかオープンカーか、どちらか1台にしなさい!」と、怒りの指令が下されて、彼はオープンカーを諦めたんです。
ちなみに彼のバイクは「Kawasaki ゼファー1100」です。
更に四輪は「三菱アウトランダーPHEV」を所有しています。
そこに、旦那だけの趣味であるオープンカーを買い足すなんて、奥様のお怒りは当然かな?
(苦笑)
今回、マツダロードスターの記事を書きながら欲しくなっちゃった自分がいるのですが、私も何かを処分せねば買える身分ではないんです。
毎度言っておりますが、宝くじが当たらないかなぁ~!?
毎度言っておりますが、買ってないんですけどね!(爆)
それではまたっ!
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