ヤマハ トリシティ125(YAMAHA TRICITY)の初期型を紹介させていただきます。
2015年式です。
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1.出会い
発売当初、妻と車で県外へ出掛けていて、偶然通りかかったバイク屋に、「トリシティ試乗できます」の看板を発見。
「前輪が2つのスクーターって?どんな乗り味なのかな?」って、興味津々で試乗させていただきました。
トコトコトコトコと、軽い感じの単気筒エンジンの吹け上がりが何ともスムーズです。
運転感覚は2輪のスクーターと全く変わらない印象。
でも、カーブでの安定感と安心感が気持ち良くて運転が上手くなった気になり、普段の足として、お洒落に便利に使えそうだし何だか欲しくなってしまい、地元で世話になってるバイク屋に電話しました。
でっ!
「トリシティ!置いてる?」
「あるよ!」
という会話だけで衝動買いしてしまいました。
2.所有した感想
トリシティのキャッチフレーズは「シティ・コミューター」です。
シティコミューターと言えば、都市内の移動や通勤に使う小型自動車というイメージだったのですが、むしろトリシティの方がイメージに合います。
行きつけのカフェに行くとか、ギャラリーを訪ねるというシチュエーションを想像すると凄く似合うし、3輪の安定感は日々の買い物や通勤時の安心感にもつながり、オートバイともスクーターとも違う3輪の個性派スタイルのトリシティにこそ、シティコミューターというフレーズが相応しいと思います。
私も、ちょっとした買物や近場の移動はトリシティを使う事が多いのですが、峠等のクネクネ道路の走行も大いに楽しんでおります。
道路に砂利が有ろうとも、路面が少々濡れていようとも、絶大なる安心感を持って倒し込んでのコーナリングが可能な125ccスクーターって、過去には無かったですからね。
3.メリット・デメリット
原付2種を所有するのは2度目ですが、50ccと比較してメリットが多いのを実感しています。
(1)メリット
50ccの30km/h速度制限がないので、一般道を普通に流せるのは大きいですね。
一般車が60km/hで走行している道路を30km/hで走行するのは疲れるし、危険でもあると思うんですよ。
また、二人乗りもOK!ですし、50ccが二段階右折をしなければいけない道路も一般車の流れに沿って普通に右折可能なのはストレスが溜まらなくてメリット大です。
なのに、自賠責保険は50ccと同じ(二年間で9870円)ですし、乗用車の任意保険のファミリーバイク特約に加入可能なのも50ccと同じ。
つまり、50ccの良いところは引き継いで、悪いとこは引き継がないのが原付2種のメリットですよね。
(2)デメリット
デメリットは、125ccクラスとしては大きな車体(特にフロント部分)なので、駐車スペースは大型車並みに気を遣う事ですね。
ただ、友人の大型バイクと一緒に走っても見劣りしない大きさなので、私はこのサイズ感を気に入っております。
トリシティのサイズ感についてのページも作成しておりますので、よろしければ覗いてみてやってくださいませ。
4.マイナーチェンジ
約2年後のマイナーチェンジで新エンジンに変わりヘッドライトもLED化されたので更に良くなってるのでしょうが、初期型でも不満なく使っているので、探している方は初期型を安く購入されるのも有りだと思います。
わが家のトリシティもLED化しておりますので、「初期型の簡単LED化」のページを作りました。興味がある方は覗いてみてくださいませ。
5.ヤマハ ナイケンについて
ヤマハから「ナイケン」というゴツイ3輪バイクが発売されました。
フロントフォークがホイールの外側に2本ってのは、大型の車体構成上仕方なかったのかもしれませんが、フォークはホイール内側のトリシティタイプの方がお洒落と思うのは私だけ?(笑)
6.下取り車について
最後に、トリシティ購入の犠牲になったバイクがあります。
腰痛を発症しバイクに乗れない日々が続いた時、どうしても乗りたくて、腰に負担をかけないであろうと購入したバイクです。
カワサキからスズキへのOEM供給車で、元は「バリオスⅡ」の40ps仕様です。
この頃の国産250cc4気筒は、40ps仕様でも良く走ります。
小さなピストン4発が、17000回転あたりまで一気に吹け上がり、サウンドは甲高いレーシングサウンドです。
4発好きにはたまらない!とっても良いエンジン音です♪
でも、この甲高いサウンドは、年寄りには少々うるさ過ぎるという訳で、トリシティに交代となりました。
GSX250FXとトリシティを比較しても意味はないのですが、GSXでツーリングに出かけてもお土産は買ってきませんでしたが、トリシティで出かけると大量のお土産を買って帰るようになりました。
シート下のトランクスペースとトップケースがあればかなりの物が収納できますし、その気になれば足元スペースにも物が置けるのは、ホンダPCX等のタイプには不可能な方法です。
125ccクラスのスクーターをご検討中の皆様、トリシティ125も是非候補に入れてご検討くださいませ。
私はお薦め致します。
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トリシティのオイル交換方法についてのページも用意しております。
興味がありましたら覗いてみてくださいね。
それではまたっ♪