調子が良いチェンソーの修理依頼をしてくるオジサンのお話

修理屋が少ない田舎住まいでバイクに乗っているとチェンソーなどの修理を頼まれることがあるアーチビブログの あーさん です。

今回はねぇ、ちょっと困ったと言いますか、ある意味おもしろい依頼です。

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1、エンジンが掛からない?

エンジンが掛からないと持って来られたのですが、私がスターターロープを3度ほど引っ張ると快調に始動して調子がいいんです。

で、その日は持って帰られて調子よく使ったそうです。

それから数週間後にまた来られて「久しぶりに使おうとしたら、うんともすんとも言わんからワシでも掛かるようにしてくれい!」という訳です。

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少々立腹気味な口調で言われるのですが、要は、スターターロープを引くパワーが弱くてカブってしまうんですね。

プラグでも何でも新品にしてくれたら掛かると思うんじゃ!

調子は良いのに私にどうしろと?

という話ですが、聞けば使用年数は優に20年以上を超えるそうなので、一応預かってプラグやキャブレターのゴム関係を診ることにしました。

「DOLMAR(ドルマー) PS-341」という機種です。

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2、プラグ交換とエアクリーナー清掃

プラグを新品(CHAMPION CJ8)に交換しエアクリーナーの掃除を行いました。

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3、キャブレター  ダイヤフラム交換

 
次にキャブレターを開いてみました。
 
メインダイヤフラムのゴムは少し硬化しているかなという程度でした。

 
ポンプダイヤフラムは、結構波打っていました。

 
少々硬化していたとしても調子が悪くない訳だから交換の必要はないと思うのですが、頑固なオッチャンが交換して欲しいと言うので交換します。
 
 
ダイヤフラムの交換については、下の画像をクリックしたページで詳細に説明しておりますので、興味がありましたら覗いてみてくださいね。
 
 
 
ダイヤフラムの汎用品はそんなに高額な代物ではないのですが、キャブレターを開いたり調整するとなると、修理屋さんでは結構な修理工賃を取られるのではないでしょうか
 
ってか、プロが修理工賃を頂くのは当然なんですけどね!
 
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4、キャブ調整

ダイヤフラムを換えたので、エンジンの吹き具合が変わりました。
低速から高速への繋がりが少し悪くなったので、低速側のネジ(L)を時計回りに微妙に(ほんの少しだけ)締めると繋がりが良くなりました。
 

5、まとめ

古い機種とはいえ、たぶん使用回数が少なくてキレイに使っておられるので、他に交換を要するパーツはありません。
 
組み終えてからエンジンを始動すると調子は良いです。

ただね、このオジサンでも使えるようにできたのか?と言いますと、私には責任が持てないんですよねぇ~!(苦笑)

言われた通りにパーツ交換したことを伝えて、彼の前でエンジン始動をして納得させるしかありませんね。

ちなみにですが結構大きな山の木も切るそうで。

これで掛からなかったら新しいを買うかのう!

と仰っていましたが、エンジンを掛けるパワーがないんだから、同じ買うならパワフルな充電式電気チェンソーを買うべきだと思った あーさん でした。

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それではまたっ!