田舎の町内会長を受けてみての感想

こんにちは、アーチビブログです。

今回は、2017年に田舎の町内会長を受けてみた感想を述べてみたいと思います。

何も知らずに受けたのではなく、町内会での色々な役割を経験した上で受けておりますので、大変と感じるか、簡単と感じるかは人によって違うと思います。

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個人的な意見を言えば、事務的な事が出来る人、会話が苦手でない人には難しい事はないと思います。ただ、様々な出事(でごと)があるので、いかにスケジュールを組むか合わせるかが重要だと思います。

かなり大雑把になりますが、出席回数などを数字にしてみます。

<町で開催されるイベントや祭の会合に出席した回数>

約15回

町興しの一環として、春夏秋冬それぞれの季節に「〇〇祭」等の小さなイベントがあり、会合も一度では済まないので数回出席するのですが、中には意味のない会合。

準備不足この上ない会合もあります。
ヤレヤレッ

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<その会合を地元へ持ち帰り町内会で開いた会合>

約8回

例えば、竹細工を作るのなら山へ竹を取りに行く担当とか、祭りでの餅つき担当とか、炊き出し担当や販売担当とか、人員の詳細を決めて行く会合です。

<イベント当日や準備・片付けの出席>

約9回

イベント当日だけでなく、前日準備や後日の後片付けも必要です。

<川掃除・神社の掃除・祭りの提灯準備の出席>

約9回

総事(そうごと)と呼ばれる、町内会全員で集まっての清掃などです。

<資料提出等で役場へ行った回数>

約10回

各書類の届け出だけではなく、町民からの要望を受けて陳情書を作成し、役場に行って掛け合うなど、役場に行った回数は10回では足りないのですが、行き過ぎて覚えてないです(笑)

<川掃除の道路使用許可申請で警察署へ>

4回

道路のサイホンを開けて土砂の撤去等をするので警察署の道路使用許可が必要です。
資料を作成し提出したら、受け取りは後日になります。

田舎なのでそこまでやる必要はないとも思いますが、転任されたばかりの警察官にはダメ出しをくらうこともあるので書類提出はしておくべきという事になります。

<町内会内の工事で業者との会合等>

約5回

街灯をLEDに替えると町から補助が出たので先々を考えて二十数基の入れ替えを実施しました。
夏の夜は街灯へ多量の虫が集まるのが田舎ですが、LEDにした事で虫が大幅に減りました。
夜のウォーキングも歩きやすいです(笑)

<個人的作業>

約7回

大雪で始まり、大雨や台風が多い年だったので個人的肉体労働作業も結構しました。

町内会長の権限って恐ろしいなと感じたのが、あるマッチョな若者に「大雨で詰まった水路。君のパワーなら一人で出来るじゃん」と冗談で言ったのに、翌日「あーさん、やっておきました。」と連絡があった時です。勿論、懇意にしている間柄だからというのもあるのですが、流石に気が引けました。

なので、大人数作業が必要な時以外で自分で出来そうなことは自分でやりました。
その回数が異常に多いほど災害が多い年でした。

<台風での土砂撤去作業で他の町内会へ話合い>

約6回

水路が詰まると、自分の町内会だけでなく他の町内会にも影響が出ます。

私の町内会に水取口があるので、支線になる水路の町内会へ応援依頼等の話し合いです。

<十数年振りに納涼祭を開催したのでその会合>

約4回

元からの定住者と移住者が半々くらいになり、現在は皆で仲良く暮らしている町になりました。納涼祭と言うと大きなイベントに聞こえますが、友達とやるBBQパーティーの少し大きい催しを開催し、老若男女問わず大いに楽しめました。

これは、良い息抜きになりましたし、町内会の絆が更に深まった気がします。

<なるべく会合を減らすために出した回覧>

約16枚

書面で伝えて済むことは書面で配布か回覧を回し、なるべく会合の回数を減らしました。

<葬式が4回あり、通夜と含めて出席>

8回

葬儀日程表を全戸配布の手配も町内会長の役目です。

10年ほど前までは、前日から公民館へ集合して葬式準備をしておりましたが、近年は葬儀屋任せで葬祭会館での葬儀になり、町内会の葬儀作業はなくなりました。

個人的意見ですが、これは、ご遺族の方にとっても良い事だと思います。
と言うのは、前日から集合して作業している町内会の人達への食事代や飲み代の請求はご遺族に回されるからです。

私が越して間もない頃に参加した葬式準備で、ここぞとばかりに高価な食材(刺身等)を買って来られる方を見た時、興醒めしたのを覚えております。

その他、田舎の町内会費などに関するページも作成しております。

下の画像をクリックすると移動しますので、よろしければ覗いてみてください。

<まとめ>

葬儀の日程表だけでも300枚オーバーですが、総会や班長会・回覧の資料等を含めたら1年間の印刷物はかなりの数になります。

私の場合、自営業なのでできた事が多いですし、役場との交渉等も攻める事ができましたが、やはり、この役職は、定年になられて自宅に居られる方が適任者だと思います。

逆を言えば、サラリーマンの方が勢いで受けると、家族や地域にも迷惑をかける事になると思うので、もし、そういう役職を決める会合に出席された場合、逃げ切る事が出来ない場合は、他の役職を受けるなどするのがベターという事になりますよね。

田舎に限らず、マンションの役とかPTAの役とか、人間関係に左右される事があるので、無理をせずされど知らぬふりはせずで行きたいですが、それが一番難しいのかも

それではまたっ!

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