HONDA N-BOX タイヤ交換

今日は雨・・・。

天気予報によれば、今夜半から雪マーク・・・。

冬タイヤに交換せねばと思うけれど、雨の中での交換は嫌だなぁ~!っと思っていたら、太陽の光が射してきたので「交換するなら今だな」っという訳で、タイヤ交換を致しました。

この季節の風物詩と言っていいのか
天気予報で「明日は雪」となった時、カー用品店やガソリンスタンドはタイヤ交換待ちの客で大賑わいになります。

30分待ちは当たり前で、酷い時には2時間待ちなんて事もあります。

よく待てるよな

最近の車はスペアタイヤが無い(パンクした時用の応急修理道具が車載されています)ので、「自分でタイヤを交換する」という概念が無くなってきているのかなと思いますが、女性はともかく、男性が2時間待ちをしている姿を見ると「自分でやれよ」と思うのは私だけでしょうか

雪が降らない地域なら分かりますが、私の地域は積雪が当たり前ですからねぇ~!

オジサンの戯言かな?

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1、準備する物

タイヤ交換なんて、慣れている人には説明するまでもないのですが、時間を待っている人達に「簡単じゃん!」と感じて頂ければ嬉しいので説明致します。

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① ジャッキ

車載ジャッキは、後部荷室のボード下に収納されています。必ず水平な場所で、地面が砂利や土の場合は転倒しないように注意して作業しましょう。

車載ジャッキで十分事足りるのですが、油圧ジャッキがあれば更に作業がはかどります。

私のジャッキは15年くらい使っている「メルテック」というメーカーの「ローダウン車用2トンジャッキ」です。昔はローダウン車ばかりに乗っていたのでこれを使用しておりますが、そろそろ替え時の汚さですねぇ

でも、ローダウン用は、ローダウン車から普通車まで使えるので便利ですよ。

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② レンチ

レンチは十字レンチでもいいのですが、ラチェット式の方が便利です。
私のは、「BAL(大橋産業)」というメーカーのトルクレンチです。

これも、昔、高額な鍛造ホイールを履いていた頃、特殊ホイールナットで締め付けトルクが指定されていたので購入したモノですが、そんなに高価ではないですし、何かと便利なのでおすすめです。

 
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③ フクピカ

これは、私が好きでやっている事なのでタイヤ交換には必要ありませんが、冬タイヤ用と夏タイヤ用のナットを区別して使っている場合(私の場合です)、外したナットをフクピカで磨いて保管しておくと、次の交換シーズンにピカピカのナットを装着できるよっ
という、個人的な気持ち良さの作業です。(笑)

汚れを取るだけなら濡れタオルでもいいのですが、汚れ取りついでにワックスがかかるフクピカ系のモノで磨いておくと、サビやすいナットもサビなくなるのでおすすめですっ
 
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2、交換作業

始めに、AT車の場合は「(パーキングレンジ)」にMT車の場合は「速かバックギア」に入れ、サイドブレーキ(フットブレーキ)を必ず掛けましょう。

① ジャッキポイント

N-BOXのジャッキポイントは下図の箇所です。
ジャッキポイントは車重を支えるように強化されています。
ジャッキポイント以外にジャッキを噛ますと、ベコンッ!むことがあるので、必ずジャッキポイントに噛ませましょう。

 
ジャッキポイントは鉄板が二重になっているので分かり易いです。

② ナットを緩める

ジャッキを噛ませたら、タイヤを全て上げないけれどジャッキに負荷がかかった状態(タイヤを浮かせたけど、軽く地面に設置している状態)にしてナットを緩めます。

 
タイヤの空転を避ける為ですが、ATレンジ、またはMTのギアが入った状態で、サイドブレーキを掛けていれば浮かせた状態でも空転はしません。
ですが、ギア等に余計な負荷をかけないためにも、私は少しタイヤが設置した状態で緩めるようにしております。
 
カー用品店などのエアーレンチは一瞬で緩ませるので、このような配慮は要らないです。

③ ナットを外しタイヤ&ホイールを交換

N-BOX カスタムのターボモデルのタイヤサイズは、「165/55R15」です。

私の場合、冬用タイヤはノンターボモデルのタイヤサイズ「155/65R14」を使っております。
サイズ敵には、ほんの少しだけ外径が小さくなりますが、減りが早いスタッドレスタイヤは交換サイクルが早いので、安価な方がいいんです。(笑)
 
ちなみに、息子の「ダイハツ タント」もターボモデルで、PCD(100)も含めてN-BOXと同じサイズなので、冬タイヤは互換性があります。
今回は、右のタイヤを装着します。
 

④ ホイールナットについて

N-BOXのナットサイズは19mmです。

私は、N-BOXが初めてのホンダ車なのですが、ホンダ純正のホイールナットは「球面ナット」といって、ホイールとの接点部が湾曲していると初めて知りました。

緩みにくく、ホイール装着時のセンター出しにも便利ですが、社外ホイールとは互換性がなくなるので、社外ホイール用の通常ナットを用意する必要があります。

⑤ 冬用タイヤ&ホイールを装着しナットを締める

タイヤが浮いた状態で、手で止まるまでナットを締めます。最初から器具を使うとナットが斜めに入ったまま締めてしまう事もあるので、最初は手がいいです。

ジャッキを一気に下ろさないで、タイヤが少しだけ地面に設置する位置で止めて、ナットを締めます。
締め付けトルクは108N・mですが、トルクレンチが無い場合は、「グッ!」っと締めた感覚でいいです。(笑)
 
ちなみに、今回のトルクレンチは、設定トルク値になると「カチッ!」っと音がするので、そこで締めるのを止めればオッケイです。

 
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⑥ 空気圧チェック

全ての交換を終えたら、エアー圧のチェックです。
4月の始めに「250kPa」を入れて、約8ヵ月間倉庫に保管していたエアー圧は「190kPa」に減っておりました。

輪とも同じ減りだったのでタイヤに異常は無しです。
 
もし、完全に空気が抜けていたら、パンクかエアバルブの寿命かだと思います。
どちらもガソリンスタンドなどで修理可能なので、交換前にチェックすべきですね。
 
8ヵ月程度放置すれば確実に空気圧は減っているのですが、抜けきっていなければ、ガソリンスタンドなどに走って行けるので、エアー補充をしましょう。

 
 
ちなみに、エアーを入れるエアコンプレッサーって、持っていると色々使えて非常に便利なので、興味がありましたら、下のページも覗いてみてくださいませ。

 
 
最後に、ひとっ走りした後、もう一度ナットの緩みを確認すれば完璧です。
交換作業自体は、慣れれば15分程度で出来るので、カー用品店で時間を待つのとどちらが良いかの判断は、あなた次第です(笑)
 
ついでにタントのタイヤ交換も済ませたので、あとは、夏用タイヤホイールを掃除して保管して終了です。
軽自動車はタイヤが軽いから作業が楽なんですよねっ

 
以上、N-BOXのタイヤ交換作業でした。

それではまたっ

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