HONDA N-BOX オイル滲み無償修理と新旧車両比較 新型が欲しいか?

こんにちは、アーチビブログです。

連続して HONDA N-BOX の話題です。

N-BOXの2度目車検時に「エンジン タイミングチェーンカバー前方のオイル滲み」を指摘されました。

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1、エンジンオイル滲み修理の無償保証範囲

どうやらNシリーズ「S07型エンジン」では「あるある症例」らしく、3年もしくは6万kmが無償保証修理範囲です。

わが家のN-BOXは5年経過しておりますが3万kmしか走行していないので補償範囲内ということでした。

 通常のメーカー保証は3年6万kmで、どちらかが経過した場合は保証外となり、今回の場合は、延長保証に入っていたから無償修理となったケースです。

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2、交換部品

タイミングチェーンケースアッセンブリ交換
パッキン、ヘッドカバー
ガスケットA、インテーク
Oリング

以上4点の交換という事ですが、素人には理解不能です。(笑)

でも、あるある症例を抑え込むパーツ交換なのでシッカリとケアをしていただければ何の文句もございません。

3、ディーラー任せか?自分で持込みか?

車検や修理の時、自宅や会社まで車を引き取りに来てもらう事はできますが、私は自分で持ち込みたい派です。

昔々の事ですが、まだカーオーディオがカセット式だった頃、車検を終えた車を会社まで届けてくれた整備士さんが、私のカセットケースから自分好みであろうカセットを探して入れ替えて聞きながら納車された事がありまして、立腹という訳ではないのですが何となく違和感を感じて以後は自分で持ち込むことにしております。

勿論、現在のディーラーサービスマンさんはその様な事はされないと分かっているのですが、自分での持ち込みがいつの間にか拘りになっているんですよね。

4、代車

今回の修理の私のメインの関心事はオイル漏れ修理ではなく代車です。
車検の持込みと引き取り、修理の持込みと引き取りと、立て続けに何度もディーラーに行くのは、持込み派と言えども面倒なので、何か楽しめる事はないかと、代車に新型N-BOXを用意して頂きました。

出来ればターボモデルに乗ってみたかったのですが代車に上級車はなく標準車です。

5、N-BOX 新旧比較

標準型とはいえ、各社のスーパーハイトワゴンや旧型N-BOXを超えるための努力が注入された素晴らしい車になったと感じました。

装備差を考慮すると新型では旧型と比較して約150kgの軽量化との事ですが、各種安全装備の追加などの相殺で数十キログラムの軽量化という感じです。

なので、車検時に代車で借りた4050kg軽量なN-WGNはNAエンジンでも軽快に感じましたが、「N-BOXクラスになるとやはりターボモデルが欲しいな」と思いました。

下表は大雑把な比較ですが、装備が増せば増すほど車両重量の差は近づきます。
ちなみに、わが家の旧型「custom G TURBO L package」は1000kgピッタリです。

N-BOX(NAモデル)グレード 車両重量 最高出力 最大トルク
旧型 G FF

950kg

58ps/7300rpm 6.6kgf・m/4700rpm
新型 G FF 890kg 58ps/7300rpm 6.6kgf・m/4800rpm
N-BOX(ターボモデル)グレード 車両重量 最高出力 最大トルク
旧型ターボ SSパッケージ FF 980kg 64ps/6000rpm 10.6kgf・m/2600rpm
新型ターボ スーパースライドシート FF 960kg 64ps/6000rpm 10.6kgf・m/2600rpm

6、進化した新型N-BOX

(1)インテリア

室内に乗り込んで先ず感じるのが絶妙なメーターの位置です。
メーターが遠くに配置された事で目線をあまり動かさないでメーター確認が可能となり、長距離運転でも疲れないのではないでしょうか

タコメーター左側にあるインフォメーションは、現在地の交通標識(速度制限や止まれなど)が表示され、今日と明日の天気表示とエンジン始動時には音声で天気を教えてくれます。
これは結構便利で気に入りました
(天気表示は、純正ナビ連動なので社外品ナビの場合は無しになります。)

私が旧型購入時に悩んだのは、派手な外装のカスタムより可愛い標準車の方が好きだけど、室内が明るい配色の標準車よりブラックで統一されたカスタムが好みで、さらに、メーター照明がグリーンの標準車よりブルーのカスタムが好みという事で、運転中に目に入る室内を優先してカスタムを選んだんですよ。

新型は、メーターにメッキを装飾する差別化はされていますが、旧型ほどの差別化はされていないようです。

と、わが家のN-BOXの不満点は小物入れが少なすぎる事とトリップメーターが1つしかない事なのですが、小物入れはダイハツタント並みに増えておりますし、トリップもAとBが装備されました。

(2)エクステリア

外観は、カスタムも落ち着いたデザインになって羨ましいです。
旧型は私的には少々ケバいんですよね(笑)

ただ、うちの奥様に言わせると、「メトロン星人の顔のような、バルタン星人のハサミのようなテールランプが好きになれない」とのこと。

言われてみれば確かに!(笑)

人の好みって面白いですよね

7、新型が欲しいか?

2日間借りていた新型のインテリアに慣れた状態で、修理が終わった我が家のN-BOXに乗ってみると「旧型のインテリアデザインって悪くないじゃん」と思いました。

特に、カスタムはメーターフードなどのプラスチックやラバー素材が革っぽく仕上げてあるので高級感があるんですよね。

という訳で、新型の進化を実感し、良い車であり欲しくなる車という事は分かりましたが、現在気に入っている旧型を下取りに出して購入したくなるほどではなかったという結論に至りました。

でも、新型はマジで良い車です。

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コメント

  1. オサム より:

    あ-さん初めまして、車好きの爺さんです。サイトの車話を楽しませて頂いております。あ-さんと同じ旧型Nボックスタ-ボの7年目・3回目の車検で、タイミングチェ-ン取付部のオイル滲みをディ-ラ-に指摘され、有償見積を渡されました。走行距離は僅か4.4万キロしか走行しておらず、6万キロ以下ですが、あ-さんの場合と異なるので、ホンダ相談室に電話しましたら、素人みたいな電話番で話になりませんでした。無償修理期間は地域で異なるのですかね? 本来はホンダに交渉する話ですので大変に申し訳御座いませんが、気が向いたら御教授下さい。

    • アーチビ より:

      オサムさん初めまして、コメントをありがとうございます。
      私の場合、ディーラーから聞いたままに「3年もしくは6万km以内が無償保証修理範囲」と書いたのですが、見積書と納品書を確認したところ補償範囲に関する記述はありませんでした。

      ホンダに限らず、オイル滲みに関するメーカーの一般保証は3年6万kmと言われていて、どちらか早い方が経過した場合、保証は対象外になるのが一般的だと思います。
      ディーラーでの定期の整備記録がある場合は保証修理として認められる場合もあり、私の場合は、定期点検パックを延長契約していたので無償修理だったのかもしれません。

      無償修理期間が地域により異なるとは思いませんが、例えば、定期点検パックの整備内容はディーラーによって違う場合もあるらしいので、定期点検を受けておられた場合はディーラーへの再度確認が必要だと思います。

      個人的に感じたのは、私の5年目とオサムさんの7年目という2年の違いは大きいのかもしれないということと、メーカーへの信頼感と不信感は紙一重なのかもしれないな?ということでした。
      言葉足らずの返答になり心苦しいですが、良い結果になることをお祈りしております。

    • アーチビ より:

      オサムさん、こんにちは。

      追記になります。

      丁度、1年点検でディーラに出向いたので聞いてみたところ、オイル漏れの保証は点検パックの範囲ではなく延長保証の範囲であり、延長保証加入の有無で有償・無償が決まるとのことでした。

      ちゃんとした説明を受けていなかったとはいえ、私の記事の説明不足で混乱させてしまい失礼いたしました。

      記事内にも補足を加えました。

      • オサム より:

        あ-さん、オサムです。余り自宅PCを見ないので、御返事遅れて失礼しました。
        御丁寧な御返信と御教授頂きまして有難う御座います。3年か6万キロ以下の早い方でしたら、こちらのディ-ラ-も同じでホッとしました。定期点検パックSSと言う名称で、半年毎の定期点検時にオイル交換してはしたが、今回の車検から1年ごとの点検パックに格下げもしました。嫁さんの車なんですが、彼女は余り乗らず、年平均6400キロ走行なんで、オイルとフィルタ-だけはタ-ボ故に5000キロ毎に替えようかとは思ってますが・・・・タイヤの山も充分なのに交換提案する程、コロナ禍のディ-ラ-さんも必死みたいです。私もバイク狂でしたし、愛車はベンツなんで、あ-さんの各話題に書き込みさせて頂きます。乱筆乱文失礼いたします。

        • アーチビ より:

          オサムさん、こんにちは。

          ご納得いただき、こちらも安心致しました。
          オイル漏れの有償修理費用は4万円台くらいでしょうか?
          わが家のN-BOXの延長保証については11,000円を支払って、新車時の保証3年+2年にしておりましたので、オサムさんの奥様号と同じ3度目の車検時でしたら有償になっておりました。
          その場合、11,000円は掛け捨てで更に修理費用になる訳で、国産車が5年程度で壊れるケースは少ない事を鑑みると、延長保証の要不要を決めるのは難しいですよね。

          それにしても・・・
          タイヤの山が充分あるのに交換提案をするというのは、わが家のバッテリー交換時期に「純正品以外を使用すると不具合が生じる!」というのと同じくらいの必死さですね!(苦笑)

          田舎のおっちゃんの孤独な個人ブログに、人生経験が豊富なオサムさんのような方に訪問いただけるとは恐悦至極でありますが、元バイク狂で愛車はベンツと聞くと、尻込みの気持ちの方が勝ってしまったあーさんでございました!(笑)

  2. オサム より:

    あ-さん、オイル滲み補修は3万7千円弱ですが、やりません(笑)。ク-ラントも滲んでると言われましたが、自分の目を信じる限りは有り得ません(笑)。お気にのヤンチャな営業マンが転勤して目つきの悪い店長になってから、丈夫な国産車の誇りを捨てて、目先の小金に走る情けないディ-ラ-に成り下がったみたいです。

     あ-さんもBMディ-ラ-で苦労されてます様で、やっぱり車屋さんも真の通った所が良いですね。

     私は波乗り用途に2代目と3代目のオデッセイに乗り継ぎ、22万キロもノントラブル走破、180キロ出したり(サ-キットで・・・笑)、片輪浮かせても怖くないホンダのWウィッシユボ-ンに惚れ込みましたが、中国需要の安価足回りに成り下がった5代目から、ホンダには愛想が尽きかけてまして・・・マルチリンクのベンツに走った次第です。

     ベンツにも、ビックリの欠陥見つけたりしてますから、価格コムでこっそり暴露してますが(笑)   

    又、ゆっくりと書かせて頂きます。