交通違反で謝らない人の心理って何なのでしょうね?

こんにちは、コロナ感染とは無縁の(無縁だった)、田舎暮らしのアーチビブログ あーさん です。

朝晩涼しさを感じるようになった9月の第一日曜日に野菜を買おうと近くの道の駅に寄ったところ、駐車場には緊急事態宣言地域のナンバー車が多数駐車していて降車は避けることにしました。

休日に安全な地域に遊びに来られるのは分かりますが、緊急事態宣言地域の方が端緒(物事の始まり)で、クラスターが発生してしまった飲食店があるのも事実なので、何とも言えない危機感を覚えてしまいました。

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それはさて置きまして
今回は、過去に挙げた交通事故記事の「気になるその後」に関してです。

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1、池袋暴走事故の判決

2019年に起きた池袋暴走事故で自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院・元院長の判決公判で禁錮5年(求刑:禁錮7年)の実刑判決が言い渡されました。

工業技術院とは、鉱工業(製造業が大部分を占めます)の科学技術に関する試験研究、計量標準の設定、日本工業規格の制定を行った行政機関です。

その元院長は、時速100キロ近いスピードで赤信号の交差点に突っ込み、計11人を死傷(母子2人が死亡、同乗していいた加害者の妻を含む9人が負傷)させた、何とも痛ましくて悲しい事故でした。

被告は、被害者への申し訳ない気持ちは述べつつも、「自分は悪くない、事故原因はあくまでも車(トヨタ プリウス)の異常であった」と無罪を主張していました。

プリウスには「EDR(イベント・データ・レコーダー)」とういう機能が搭載されていて、交通事故などで車に大きな衝撃が加わった時、その瞬間の車の状態を記録しています。

例えば、大きな衝撃を受けると、その瞬間のアクセルやブレーキの操作状況、また、エンジンの回転数や車速、ギアポジションなどが記録されます。

EDRを調査したトヨタ自動車は、「車両に異常や技術的な問題は認められなかった」とのコメントを発表しました。トヨタ自動車がこういうコメントを発表するのは異例なのだそうです。

被告は、このトヨタ自動車の見解を受けてもなお、事故原因はあくまでも車であると主張していました。

仮にも科学技術機関のトップであった人が、現代の科学技術の実証を否定し続けたという事ですが、裁判では被告の言い分は退けられました。

実刑判決を下した後、裁判長から「過失は明白です。判決に納得できるなら、被害者遺族に真摯に謝っていただきたい。」という異例の説諭がありました。

もしもですが、私の妻子が、亡くなられた母子の年齢時に同じ目に遭ったとしたら、私ならば精神が錯乱し心を閉ざすかもしれません。
ご主人も想像を絶する思いをされたと思いますが、それを乗り越えての気丈な振る舞いを見ると涙が止まらないんですよね。

2、無免許運転人身事故東京都議のその後

今年(2021年)7月の東京都議選期間中に無免許(免許停止中)運転で人身事故を起こし、その事実を公表せずに再選された女性議員のその後ですが、都議を辞職するでもなく、されど、都議会に出席するでもなく(体調不良という名目で欠席)、2021年9月現在でも議員報酬などの計132万円が月々支払われているのだそうです。

ちなみに、この都議さんですが、今回の人身事故以外でも、免停期間中にスクーターを運転してのチラシ配りなど、なんと3年間で免停5回!という自己管理の杜撰(ずさん)さが、続々と公になっております。

過去の違反の内訳は、速度違反(2回)、運転中携帯電話使用(2回)、信号無視(1回)、一時停止無視(1回)というから驚きです。

重大な事故につながる可能性が高い違反を繰り返す交通違反常習者ということが分かります。

東京都議会が辞職勧告決議を可決したのですが、決議自体に法的拘束力はなく、発覚後に都民ファーストの会から除名されると直ぐに一人会派を立ち上げたのは、会派があると月に何十万円という政務調査費が出るからではないか?とのこと・・・。
ムムッ!!

私、以前この問題を取り上げた時は、辞める気がないのなら大いに反省して政治活動に邁進してくださいと申しましたが、お金だけ貰って議会を欠席するようならば、即刻辞職すべきと考えを改めたいと思います。

3、まとめ

上記の二人に共通しているのは「保身」ですよね。

高齢車である元院長(事故当時88歳)の場合は、「優秀な自分が間違えるはずがない」という意味のないプライドや、高齢故に禁錮刑という実刑判決は避けたいという思いがあったのかもしれませんが、加害者として一番大事な被害者へ向き合う事よりも自分を守る事しか考えていない気がします。

無免許運転都議の場合は、政治云々よりも「収入」の事しか考えていない気がします。

法律上辞職しなくてもいいのかもしれませんが、都民や有権者を愚弄したままでの政治活動は無理があるのではないでしょうか

で、今回の標題である「謝らない人の心理」を考えると、元院長はプライド故の保身、都議は収入のための保身で「謝らない」という心理状態なのかな

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最近ね、「何だかイライラするのは雨が続いてバイクに乗れないからかな」なんて思っていたのですが、どうやらそれだけではなく、社会的にシッカリせねばならない人が、自分の保身のみに走っている姿を見ることが多いからってのもありますね、こりゃ

う~ん!

コロナも含めて、世の中がまともになるのはいつになる事やら・・・?

それではまたっ!

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