欧州車のボルト固定式ホイールのタイヤ交換 アウディA3

こんにちは、アーチビブログです。

わが家の アウディ A3 セダンadvanced(アドゥバンスト) というグレードでタイヤサイズは17インチです。

サイズとデザインが少々物足りなく感じていたので18インチへ交換しました。

純正に拘っているのでファーストエディション用の限定ホイールを選びました。


(左が17インチ。右が18インチです。)

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1.欧州車のボルト固定式ホイールについて

ところで、国産車のホイールはナット固定式が主流なのに対して、欧州車はボルト固定式が主流ですよね。

(1)ナット固定式とボルト固定式の違い

ブレーキローター側からボルトが出ているのがナット固定式で、ブレーキローター側にボルトを受ける穴が開いているのがボルト固定式です。

どちらがいいの?

という疑問が生じますが、これには賛否両論があるから好みの問題として、自分で交換する場合は国産車のナット固定式の方が確実に作業性が良いとは言えます。

ナット固定式は、ホイールの穴を車体側のボルトに合わせればジャッキアップ状態でもホイールが仮止めできます。

対してボルト固定式の場合は、重いホイールとタイヤを持ちつつボルト穴を合わせてボルトを挿入するという、一人では無理っぽい作業になります。

(2)ハブリングの重要性

ナット固定式の参考画像は以前所有していた「スバル レガシィ」です。

外品ホイールのハブ径に合わせたハブリング(中央の輪っか)を装着してセンターをキッチリと出している例ですが、ナット固定式の場合はハブ径が違う外品ホイールに交換してもハブリングまで装着する人は少ないのではないでしょうか。

しかし、ボルト固定式の場合を考えると、ハブリングを利用するなどしてホイールセンターを出さないとボルトの装着に苦労するということになります。

他にはホイールガイドピンを使用するという手もあります

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ちなみに、レガシィの文字入りキャリパー塗装はDIYです。
興味がありましたら下の画像をクリックしたページで紹介しております。

(3)ボルト固定式のメリット

ネジ山が傷みやすいのはボルトの方なので、山を潰してしまった時はボルト交換が容易なボルト固定式の方が良いと言えますが、そうは言っても、よほど無茶をしない限りはボルトを破損することはないから、メリットとは言えないかな(苦笑)

それよりも、例えば、ワイドなホイールを履こうとしたらボルトの長さが足らなかったとか、ワイドトレッドスペーサーを付けようとしたらボルトの長さが足らないなんて時に、簡単に変更できるのはボルト固定式のメリットですね。

ちなみに、下はレガシィと同時期に乗っていた「ダイハツ ミラジーノ」にワイドトレッドスペーサーを装着していた画像です。

こういうスペーサーはホイール側に純正ボルトの逃げ穴がないと装着できないわけで、そういう意味でもボルト固定式は何かと融通が利くのではないでしょうか。

このセンターハブリングは知り合いの鉄鋼工作所に依頼したアルミ削り出しの一品物です。

若い頃はこういうことを楽しんでやっていましたが、今は全くやらないし考えもしない、完全純正派になった あーさん です。

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2.アウディA3(8Y型)のタイヤ交換

ここからは、アウディA3 のタイヤ交換作業についてです。

まず、ボルトナットに装飾用のキャップが被せてあるので、専用のリムーバーで外します。

リムーバーは車載工具にありますが、無くしても500円ほどで購入できます。

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ジャッキアップポイントは、車体下部の少し出っ張った箇所です。
 
 
ジャッキアップポイントの少し上に「▽」の薄めの刻印があり、ポイント位置を示してありました。
 
 
ボルトのレンチ径は17HEX(17mm)です。
 
 
ちなみに、今回のホイール交換は純正から純正への交換で、ローター側ハブ径()とホイールハブ径()が同じなのでホイールの仮止めが簡単に行えました。
 
センターがピッタリと密着するのでガイドピンやボルトを入れなくても仮止めできるんです。
 
あとは5つの穴位置が同じになるように回して、ボルトを1本飛ばしの順で仮締めして行き、最後に本締めします。
 
 
私の場合、タイヤ交換後に少し走行してから、もう一度ボルトの緩みをチェックします。
その後に、ボルトキャップを装着して終了です。
 

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3.ハプニング発生

ホイール装着後、ジャッキを少しずつ下げるのですが、今回、1本だけタイヤがペチャンコに潰れそうになってジャッキダウンを途中で止めました。
 
最初はエアバルブ漏れを疑ったのですが問題なくて、よく考えてみれば、オークションで落札後にホイールリペアに出した1本が、タイヤを外してリペアしていたのを思い出しました。
 
 
エアーを入れて問題解決です♪
 
 
エアコンプレッサーを持っていると何かと重宝します
 
 
 

4.インチアップによる重量差について

ホイールやタイヤなどのバネ下重量に属するパーツは軽ければ軽いほど路面追従性が良くなると言われていますが、今回インチアップしたホイールとタイヤの重量はどの程度違うのでしょうか。
 
人間用の体重計なので適当な数値になると思いますが量ってみました。

<17インチの場合>

17 × 8J 5H/112  インセット46   225/45R17


20kgでした。

 

<18インチの場合>

18 × 8J 5H/112  インセット+46   225/40R18

20.8kgでした。
 
 
4本合計で 約3.2kg の増量ですが、普通に走行している分には違いは分からないですね。
(笑)
 
タイヤは、ピレリからブリジストンに変わりましたが、どちらもコンフォートモデルなので、これも大きな違いは感じないです。
 

5.まとめ

私が感じていたアウディらしさに、少し変わった大き目のホイールってのがあり、標準装着の17インチホイールは平凡過ぎたと思うんですよね。

 
 
そういう意味で、今回交換したホイールはアウディらしいと思います。

完全なる主観ですよ!
 
 
ホイール交換、これにて一件落着です♪
 
 
それではまたっ♪

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