こんにちは、アーチビブログの あーさん です。
早いもので「Kawasaki Ninja1000」を購入して3年が経過しようとしております。
仕事やらコロナやらで乗る時がないと思っていたら もう車検間近! でございます。
私が毎度車検を依頼するバイク屋さんは費用がお安くて助かるのですが、点検項目をシッカリとやってるのかな?と少々疑問がありまして、ま、自分で出来るところはやっておくかな♪と思って、本日はドライブチェーンの調整を致しました。
以前、ゼファー1100の車検後、ユルユルのチェーンを「こんなもんです!」と言い切られましたからね。(苦笑)
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1、準備する道具
〇 六角レンチ 8mm
〇 六角レンチ12mm
〇 トルクレンチ
2、測定
サイドスタンドを立てます。
後輪を回し、チェーンの張りが最も強くなる位置で、前後のスプロケットの中間部で垂直の動き(チェーンのたるみ)を測定します。
標準値は「20mm~30mm」です。
標準値外の場合は、調整します。
3、たるみ調整
Ninja1000は「エキセントリックシャフトタイプ」です。
カワサキ車に多く採用されているタイプですが、片側を動かすと反対側も同じ数値で動くので左右調整が不要です。
調整方法は、まず左右のチェーンアジャスタクランプボルト(六角8mm)をゆるめます。
12mm六角レンチを使用してチェーンアジャスタを回して(時計回り)、たるみを標準値にします。
スイングアームの刻印とチェーンアジャスタの目盛りを左右同じ位置に合わせます。
(左右が同時に動きますが、一応反対側も確認します。)
※ 左右のアジャスタの位置がずれていると、チェーンやスプロケット(ギア)が異常に摩耗する可能性があるので、調整位置は左右等しくが絶対原則です。
12mmのレンチはセットものには含まれない場合が多いと思うので、購入するのならショートタイプより、チカラが伝わりやすい長めのタイプが良いと思います。
安価だから私も標準タイプを買いました♪
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4、実際の作業
(1)マーキング
作業前に、現状の目盛りの位置にマジックで軽くチェックを入れておくと動かした幅が分かりやすいです。
私の場合は、メンテナンススタンドに載せて行いました。
チェーンアジャスタブルクランプボルトは完全に外れるくらいまで緩めた方がチェーンアジャスタが回しやすいです。
運転時の加重によりチェーンの張りが変わるので、チェーンアジャスタの締め過ぎ(チェーンの張り過ぎ)には注意が必要です。
ちなみに、今回はチェーンアジャスタの目盛りを「たったの1.5mm程度」しか動かしていませんが、元々そんなに伸びていなかったので良い感じになりました♪
(2)締め付けトルク
チェーンアジャスタクランプボルトの締め付けトルクは「65N・m」です。
私が所有しているデジラチェの測定範囲は「60N・m」なのですが、「測定できないじゃん!」という訳ではないんですね。
所有デジラチェでメモリできる最大値の「60N・m」にセットして、ギューッ!と締め込みますと、ピ・ピ・ピピピピピーーーー!とセット値に達するのですが、そこで最後にもう少しギュッ!っとチカラを入れて離したら!?
⇩ バッチリの数値になってるでしょ!
流石っ!KTCのデジラチェでございます♪(笑)
何故か我が家に昔からあるサビた12mmの六角レンチを使ったので、アジャスタの穴を入念に掃除しました!(笑)
最後に、チェーンルーブ(チェーンオイル)を給油して仕上げとしました。
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なんだかねぇ~!
色々と調整していると、「自分で陸運局に持ち込んでいいんじゃね?」なんて思えてきちゃいました。
ちょっと考えてみようと思った今日この頃でございます。
<追記>
結局、運輸支局へ赴きユーザー車検を受けました。
業者に依頼する車検の場合5~7万円程度の出費ですが、ユーザー車検だと1万5千円以内に収まりました。
やる価値は大いにありでございます♪
それではまたっ♪
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